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Cinecamera Journal

カラーフィルムの入手までの道~その3

2017.10.18 10:14

「Wittnerchrome 200D」を注文してから、土日含めて12日後に届きました。

EMS(国際スピード郵便)ですのでネット上で郵便の追跡が可能です。1本あたり38USドル、現像が12ドル(購入時)ですので送料を含めなければ50USドルの高価なフィルムです。しか~し、これを使いたいのです。


このフィルムについて、ちょっとコメントです。(初心者的目線です)まずはフィルムの感度。「200D」という名称からも昼光用(D)感度200だと分かります。残念なことにシネカメラの機種によっては、この感度に対応していないものがあります。中期~後期に製造された多くのカメラは、人工光用ASA40、160、昼光用ASA25​、100​で、ASA200には対応していません。


結論的には、NDフィルターを使用し光量を減少させて使おうと決心しました。カメラ​は、昼光用ASA160に対応している「キヤノン514xl」と「キヤノン310xl」を使用することにしました。カートリッジを入れると、カメラ側では感度が自動設定されます。このフィルムは恐らく昼光用ASA160と設定されます。(詳しくはネット上でフィルム感度とノッチ長さを調べてみて下さい。)これでカメラ側はこのフィルムを160Dと認識し撮影されることになります。


フィルム側の感度200とカメラ側の設定160の差が完全には解決しておりませんが、近い値ですので、あまり気にしないことにします。NDフィルターについてはネット上で調べると少なくともND4以上を使用することをすすめています。またカートリッジのノッチ(切欠き)により、カメラ側の内蔵フィルターは自動解除されます。長々と記述しましたが最初のフィルムはテスト撮影用と考えましょう。

準備完了です、万歳~万歳~。(つづく)