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2017/10/18 例会の報告😊

2017.10.18 14:08

今日の学習は金子みすゞ先生の詩をどのように手話で表現するのかを、みんなで考えました😊✌️

私と小鳥と鈴と    金子みすゞ

私が両手をひろげても、

お空はちっとも飛べないが、

飛べる小鳥は私のように、

地面(じべた)を速く走れない。

私が体をゆすっても、

きれいな音はでないけど、

あの鳴る鈴は私のように、

たくさんな唄は知らないよ。

鈴と、小鳥と、それから私、

みんなちがって、みんないい。


とてもいい詩ですよね😊💕

小学校の教科書に載っているこの詩を読んだことがある方も多いかと思います✨

これを手話でどう表現するのか。

「飛べない」「走れない」という単語は、どうしても動詞+否定で表現してしまいますよね💦

でも、「飛ぼう」「走ろう」と努力しても、なかなかできない様子を動きで表したほうが分かりやすいという意見が出て、みんなでそれをどう表すのか考えました😊

「私が体をゆすっても」の表現はまさに動きで表しますが、鈴と同じイメージで揺するのがなかなか難しい…💦

美人なサークル員さんたちとは違い、管理者が体をゆすると、「背中でもかゆいのかな?」って感じになっちゃいます😱笑

詩を表現するにあたり、ろう者2人にこの詩の中で意味が一番捉えにくい箇所を確認したところ、鈴が「たくさんな唄は知らないよ」という部分でした。

鈴とわたしの違いには、音が関係しています。もしこの文章を直訳しても、耳の聞こえない人には意味が伝わらないでしょう。ベテランのSさんからは「例えば、講演会の通訳では、講演者が文末まではっきり話さないために意味が曖昧になってしまうことがあるので、必要な部分は補足しないといけないこともある」と教えていただきました☺️

どのように意味を補足すればいいのでしょうか?

鈴はとてもきれいな一つの音色を出すけれど、私は色々な唄を歌うことができる。作者の表現したかった意図を考えて「鈴/音/きれい/1つ/だけ」と表して、そのあとに「私/歌/たくさん/歌/できる」と表現することで、鈴と私の持つ音の個性の違いを表しました♪

1つの詩を表現するだけでかなり頭を使いましたが、詩の素晴らしさや「私」の感情、動き、ろう者と健聴者の意味の捉え方の違いなどを考えることができ、とても良い学習内容でした☺️

学習後、ろう者Mさんと会員Mさんより、差し入れをいただきました!🤤💕

ろう者たちが働く「ほほえみカフェ」の「チーズスティックパンプキン」と「パンプキンカップケーキ」です🎃✨

ハロウィン限定商品で予約可能とのこと。かぼちゃの甘さが引き立っていて、口当たりもすごく良く、とても美味しい商品ということでイースト会員もたくさん予約していました!👻🎃✨


来週も通常例会です!😆

皆さんの見学もお待ちしています☺️💕



(おまけ)

「私と小鳥と鈴と」を表現した感想☺️

「小鳥」の良いところ、「私」の良いところ、「鈴」の良いところ…それは何か?と聞かれると、「小鳥は自由に空を飛び、鈴はきれいな音色を鳴り響かせ、私は走り回ったり唄を口ずさむことができる」と答えてしまいます😊

でも、昨日の表現で、「私」が飛んでみたいと思っても飛べないさま、「小鳥」も一生懸命に走ろうとするけど疲れてぴょこぴょこ跳ねるさまを表しているを見て、それもかわいらしい個性の一つで、できないことも良い一面なのだと感じました✨

障害を抱える人たちも健常者も、自分のできないことをしっかりと理解しながら、自分のできることを上手に活かして暮らしているのを見ると勇気付けられます。

最後の「みんなちがって、みんないい」。

これは「私」「小鳥」「鈴」の3つだけが「いい」のではない。詩のタイトル「私と小鳥と鈴と」のあとには「あなた」「彼」「彼女」…いろいろなひとや動物などが延々と続いていき、その全ての個性が素晴らしいものであるに違いありません😊  (管理者)