冷えと湿気は「痛み」の原因
2017.10.19 08:34
「痛みは体の中からの危険信号」
冷えると気血のめぐりが悪くなる。
湿気が停滞すると気血のめぐりを塞ぐ。
冷えと湿気は痛みの原因となります!
生理痛・頭痛・胃脘痛・腹痛・心痛そして腰痛・関節痛・神経痛など。
もともと、
「陽虚証」寒がりの方
「血虚証」お肌が乾燥しやすい方
「気虚証」疲れやすい方
などの体質「証」は、自然環境においての気温や湿度の影響を受けやすい。
虚とは身体の中の不足ということで、
虚があると、
外からの環境の変化にともなう寒さや湿気などが「外邪」となり、
身体の不足「虚」を襲い入り込む。
侵襲した外邪が経絡に留まると神経痛などの痛みとなり、
外邪が身体の中まで入ると胃痛や心痛そして生理痛の原因となる。
痛みが出だ時は、
早く侵入した「外邪」を追い出すと同時に、
もともとの「虚」を回復することが大切になる。
発作を繰り返すような場合は、
痛みがない時に、
体質である「虚」の改善を心懸ける必要があります。
「痛み」は、
身体の中から漢方薬で体質「証」の改善をお試し下さい。
そして、
自分自身の根本の治す力「自然治癒力」の維持が大切です。
「痛みは体の中からの危険信号」