【受験情報】神奈川県公立高校入試の時間割や持ち物チェックリストの確認と当日の注意事項まとめ
私は何か予定があるととにかく早くその場に行かないと気が済まないタイプで、準備不足や心配事があるとお腹が痛くなってくる、割と心配性の人間です。
そんな私が、諸事情で学校の事前準備に行けない生徒に「入試に向けて気をつけることチェックリストを作って欲しい」と言われたので、「いいけど、結構細かくなるよ」と宣言しながらつったのがこのリストです。それ以来毎年更新しています。
ここで改めて時間割や持ち物、心持ちなどを確認しておきましょう。安心材料として使っていただけたら幸いです。
まずは当日の入試スケジュールの確認からです。動画はこちら。
学力検査日のスケジュール
学力検査当日は以下のスケジュールで行われます。今のところ例年同じです。
08:50〜09:10 検査についての注意
09:20〜10:10 外国語(英語)
10:30〜11:20 国語
11:40〜12:30 数学
13:20〜14:10 理科
14:30〜15:20 社会
勝負は朝から始まります。準備段階で午前中に自分のピークが来るようにしておくと、ベストを尽くしやすくなると思います。
各々の科目は50分。神奈川県の公立高校の学力検査は、日本一文字数が多いことで有名です。時間配分には要注意。過去問などで自分のペースを掴んでおきましょう。
英語はリスニングからスタートします。長文の配点高めです。問2から問5までをなるべくスピーディーに解き、長文に時間を充てましょう。
国語は、記述問題は最後に解くのがオススメです。本文はもちろん選択肢もきちんと読み活用しましょう。
数学は、できる問題から確実に。目標点数に応じた戦い方がポイントです。
お昼休みは、消化にいいものを食べましょうね。消化って結構エネルギー使うんですよ。少し空腹ぐらいが集中するには良いみたいです。受験飯の記事もぜひ参考に。
理科や社会は自分のできる部分から慌てずやりましょう。
科目の間の休憩は20分。長めですね。ここで前の科目の答え合わせなどは絶対にやらないこと。友だちと話すのもあんまりオススメしません。色々聞くと余計に焦るだけです。
一発勝負はいい精神状態で戦うことがとっても大事。深呼吸をして、次の科目のまとめのようなものを軽めに見ながら、なるたけリラックスをしておきましょう。動くと頭も冴えるので、お手洗いに行くのもオススメです。予鈴もなるのでご心配なく。
当日の持ち物リスト
続いて、持ち物リストを載せておきます。プラスアルファ必要なものがある場合は、書き加えて必ず前日や当日にチェックしておきましょうね。太字は「志願の手引き」に記載があるものです。
□受検票(コピーも持っておくとなお良し)
□生徒手帳
□マスク
□学校までの地図(地図があれば困っても人に聞けるしね)
□緊急連絡先のメモ
□中学校の連絡先
□時計(壁がけ時計は試験会場に有。持っていくなら、他の機能がないシンプルなものを)
□筆記用具(鉛筆・消しゴムetc)
→マークシートはシャーペン(0.5mm以上推奨)でも可だが、鉛筆(HBもしくはB推奨)のが塗りやすい。ちなみに、蛍光ペンも使用可。でも、今まで使ってこなかった人は使わなくて良いと思います。
□上履き(必要としない学校もあります)
□靴を入れる袋(必要であれば)
□ハンカチ・ティッシュ
□防寒具(会場が寒い時、暑い時、調節できるようにしておくとベスト)
→結構会場が暑い場合があり。温度調節のための重ね着をしておこう。
□使い捨てカイロ(道中寒いからね)
□水筒
□軽食・お弁当→消化がけっこうエネルギーを使います。消化にいいものを!
□交通費といざという時のお金
□薬(頭痛薬や胃腸薬。なるべくいつも使っているもの)
□折り畳み傘(必要そうなら)
□(許可を得られれば)携帯電話
学力検査当日は、携帯電話やPHS、スマートフォン等の携帯情報端末を検査会場に持ち込むことは禁止ですが、大雪等への対策で、持ち込む必要がある場合は、事前に保護者から中学校へ御相談ください。持ち込むことになった場合は、会場に着いたら電源を切り、氏名、受検番号を記入した封筒(中学校名入り)に入れ、高等学校の指示に従ってください。なお、県内公立中学校に在籍していない人で、大雪等への対策で持ち込む必要がある場合は、志願先の高等学校に御相談ください。
□単語帳・教材など(普段使っているものが良いね!)
□お守りなど(塾の連絡先を持っていく子もいるみたい)
最悪どれを忘れても死にはしません。たとえ受験票を忘れても、なんとかはなりますからね。ただ、絶対に忘れないようにしましょう。
あ、こちらも大事な情報を一つ。
□持ち込めないもの
携帯電話やPHS、スマートフォン、タブレット端末、ウェアラブル端末等の情報端末、 計算または辞書機能を持つ電子機器、定規、三角定規、コンパス、分度器等は検査会場へ持ち込めません。
以上が、持ち物についてです。
最後に当日の注意事項をお伝えしておきましょう。
当日の注意点
それでは最後に当日の注意点です。
予期せぬことは起こると知っておくこと
予期せぬことは起こると肝に銘じておきましょう。それだけで実際起こった時に頭真っ白にならなくて済みます。誰一人未来のことって分かりませんからね。
ちなみに予期せぬことが起こったとしても合否には直結しないというデータもあります。安心しますね。当日は余裕を持った行動を心掛けましょう。
また、試験前ではなくて試験中の問題傾向に予想外のことが起こった時も慌てなくて大丈夫です。あなたが予期せぬことは、周りのみんなも予期せぬことです。安心して驚き、対処しましょう。入試は相対評価ですから、みんなできなければその問題は合否には直結しません。
自分がベストパフォーマンスしやすい状態で臨みましょう
人によってベストなパフォーマンスをできる状態というのは異なります。
ある人は「入試の結果がどうであれ死にはしない」と思った方が気楽にできますし、またある人はガチガチに緊張した方が良いパフォーマンスができます。いつも通りがいいという人もいれば、「特別な日だ」と楽しみながら挑んだ方がいい人もいるでしょう。自分と対話しながら、自分にとっていい状態を探ってみてください。
その経験は今後にも役立つはずです。
健康が一番大事
結局一番大事なのは健康です。
入試一、二週間前ぐらいからは生活リズムを整えておきましょう。朝方にしておけたら最高です。睡眠は健康の土台になる大きな要素です。本番にはなるべく良いコンディションで臨めるようにしましょうね。気分はプロスポーツ選手や憧れの芸能人で。ただ、勉強に調整は入りません。最後の最後まで点数をもぎ取るつもりで励みましょう。
あ、前日緊張で寝れないという場合はそんなに不安にならなくても大丈夫です。目をつぶって横になっているだけで身体と脳は休まります。深呼吸をして、眠気が来るのを楽な気持ちで待っていれば大丈夫です。
もしも当日具合が良くなければ、追試(追検査)制度もありますので、学校の先生に連絡をしてみましょう。
共通選抜を志願した人のうち、インフルエンザの罹患等、やむを得ない事情により、学力検査の全てを受検できなかった人の中で、追検査の受検を希望する人を対象として実施します。受検の手続は、在学中学校又は出身中学校から追検査受検願と追検査を受検する事由を証明する書類(医師の診断書等)を、志願先の高等学校に提出します。場所は神奈川県立横浜修悠館高校(横浜市泉区和泉町2563)になります。
受験生(受検生)のみんなが安心して本番の日に向かえますように。まとめ記事でした。
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受験当日の朝のことはこちらで確認を。