物の言い方が大切【偉人の名言】Part3

私は伝えることが肝心であると思うが、それ以上に大切なことは、伝え方に他ならないと考えている。ただ闇雲に伝えたり、頭にあることを伝えても、相手にどう伝わっているかまで考えて伝えなければ、逆に人から恨みを買うことになる。子どもと同じである。大人であれば相手意識をしっかり持ち、そのままの気持ちを客観的に言葉にしなければならないと、教わってきた。その先輩もむちゃくちゃなところがあるので、許せない部分はしばしあるが、相手にはなすときは、相手意識を持ち、脳みその中で言葉を選んだ上で、そのままの気持ちをそのまま伝えていくことこそが大人であると洗脳されてしまった。

ここで、私がとくに注意しなければならないと日々意識していることは、主語、助詞、にほかならない。あとあと、「誰が？」とか「誰に？」とか相手から質問されるならば、伝わっていないのである。私も若い時分、意識していないがためによくあったものである。会話は言霊の蓄積といえば堅苦しいが、私はベースとしてそう考えている。

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