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富山で今月、仮想通貨流通実験

2017.10.20 00:50


県内企業などで作る「富山ブロックチェーン研究会」は今月、仮想通貨の流通実験を初めて行う。仮想通貨は一定の地域内だけで使える「地域通貨」への活用などが期待されており、実際に仮想通貨を流通させることで課題点を探る。


 実験は26~28日、富山市友杉のテクノホール(富山産業展示館)で行われる商談会や就職説明会を兼ねたイベント「県ものづくり総合見本市」の会場内で行われる。

 同研究会は、出展する企業に仮想通貨(ポイント)を発行し、出展企業はブースを訪れた来場者にポイントを付与する。ポイントのやり取りは来場者がスマートフォンに入れた専用のアプリで行う。受け取ったポイントは、研究会ブースで茶や菓子と交換できる。

 ポイントを付与することで、来場者が多くのブースを訪れるきっかけになり、出展企業にとっては商談や人材採用のチャンスが広がる効果が期待されている。

 同研究会は期間中、約1000人がポイントを利用すると見込んでおり、「大がかりな実験になる。成果を地域活性化につなげたい」としている。

仮想通貨 モノやサービスの代金としてインターネット上で取引される架空の「お金」。代表的なものとしてビットコインやリップルなどがある。円やドルなど通常の通貨とは違って実物の紙幣や硬貨は存在しないが、種類によっては換金したり、店舗での支払いに使ったりできる。国境を超えて直接取引できるなどのメリットもある。