Others 【ネタバレあり】「ぽっぴん'どりーむ」観に行きました
こんにちは。宇伊兄です。
あけましておめでとうございます。本年も宜しくお願いいたします。
…17日経っちゃいましたケド。
ま、今年もそんなに細かいことは気にしないスタイルで不定期ではありますが、更新していきたいと思います。
さて、今回ですがタイトルにもあります通りポピパの劇場版を観に行ったので感想をつらつらと述べていきたいと思います。当然ネタバレしまくりなので、嫌な人はこちらかこちら、もしくはこちらをクリックしてください。
①前提として
いつだったか忘れましたが、RoseliaとPoppin'Partyの劇場版が製作されるというニュース(だったかCMだったか)を見たときはRoseliaよりもPoppin'Partyの劇場版のほうが個人的期待度が高かったです。Roseliaに関してはガルパでやってきたようなバンドストーリーを追っていくような感じだったので、精神的な成長を遂げてきたRoseliaのストーリーを動くアニメで見られるのは楽しみではありましたが、いかんせんストーリーの展開をすでに知っていたので、「まあ、こうなるよね」的なちょっと冷めた態度で観てしまったのは正直否定できません。
その点、ポピパのほうはそういう感じではなく新作ストーリーな雰囲気だったので、どういうストーリー展開になるのかが気になってしょうがなかったんですよね。Roseliaが2021年に公開で、ポピパが今年2022年公開なわけですからなおさら期待してたわけです。
②結論を言えば
「悪くはなかった。」と言うのが素直な感想でしょうか。ポピパらしい笑える要素が要所要所にあって、「確かに高校生ってこんな感じだったよな」って思わせてくれるのと、「同じ趣味持った友達っていいよな」ってしみじみ感じさせました。個人的なことを言えば、同人サークルを結成するきっかけを作ってくれたのは高校時代の友人たちだったので、特にこの部分は共感力は高いと思います。
とはいえ、バンドリのストーリーの根幹って「成長物語」だと思うんですよ。だって昔の千聖さんと言えば、出世街道から外れそうなら仲間を捨てる(捨てそうになる)ような腹黒キャラだったのに。紗夜さんといえば、妹を拒絶するような完璧主義者だったのに。おたえといえば、RASとポピパのどっちつかずの立ち位置になってポピパのライブを一度台無しにしたのに。今じゃそれぞれ成長をしているわけですよ。
今回のポピパの映画はそれがなかったわけではないのですが、ちょっとチープだったかなっていう感が否めません。
③あらすじ
時間軸は3期のRAS・Roselia・Poppin'Partyの武道館ライブの直後、3バンドのもとにグアムでのフェスへの参加のオファーがくる。RoseliaはFWFの開催日と日程がかぶり参加ができなかったが、他2バンドは参加を決定する。
何やかんやでグアムに行くことになる一行だが、グアムにつくとなぜかモルフォニカが登場。彼女らもフェスに参加することになっていたとさ。
フェスに参加する3バンドだが、RASのマスキングとポピパの沙綾に異変が…
④良かった点
ポピパがグアムでもポピパしてたところですかね。ポピパのホームビデオを劇場でずっと見ているような感じでした(褒め言葉)。
作中、香澄が飛行機の離陸の時に異常に怖がるシーンがあるのですが、気を紛らわそうと映画を見せようとした隣の席のりみりんがよりにもよって香澄の嫌いなホラー系を笑顔で見せてきたシーンは最高でした。あいつ、あんなナリをして鬼だぞ。
少ないながらも感じられた成長物語は唐突に現れたモニカにありました。レイヤ(だったと思う)とるいるいの会話のシーンですが、無感情ロボットみたいなるいるいにモニカへの感謝というか友情というか?を感じられたことに個人的に「へぇ~~~」と思わせてくれました。
あとは、やっぱりましろちゃんですかね。あんな小動物みたいな彼女が初めてのフェスってことで案の定緊張するのですが、ライブが終わった後の舞台袖での表情は凛々しくなってて少し惚れました。
⑤残念だった点
ギスギスしたバンドリ(ギスドリ)を避けた結果なのか、バンドメンバーに降りかかる災難がチープすぎて、ちょっとガッカリしました。だったら災難なんか降りかからないで素直に「フェスに参加して新たな目標ができました!みんなでならできるよ!ポピパの5人なら!」ぐらいのテンションで行ってくれた方がよかったです。ナマコを踏んでコケて捻挫して病院行ってたらフェスに遅れそうになるはちょっとね。あともう一点ガッカリポイントをあげるとするならば、マスキングとそら姉(って言ってたと思う。フェスのプロデューサー的な人)の深い関係性が示唆されていたが全く伏線回収をされなかったことですかね。捻挫をするのがマスキングなので、どう展開されていくのか気になっていたので、残り尺を計算するために時計を見たらあと20分くらいで本編が終わるといったところだったので、「あっ、ここでの伏線は全くないな。」とちょっと冷めちゃいました。ストーリーを重視しなければ十分に楽しめる映画だとは思うんですけどね。
⑥総まとめ
個人的には音楽はD4DJの得意分野で、ストーリーはバンドリの得意分野だと思っていたので、勝手ながらストーリーを重視していた宇伊兄にはすこし物足りなさがあった映画ではありました。2年間くらい楽しみにしていたからね。
とはいえ、随所にバンド活動を通じて成長したなあと感じられるポイントもあり、楽しい気分で上映中は観ることができたのは良かったかなと思います。
次回も劇場版があるのならば、楽しみにしようと思います。
以上です。今回は感想文形式でネタバレもりもりてんこ盛りでお送りしました。今後もこういった感じで個人的なあれこれを書いていこうと思うので、何卒宜しくお願いいたします。