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Maysville Life

【St. Pat】Birthday Celebration

2017.10.29 03:22

St. PatrickのPreschoolで引き継がれたMontessori教育は、子どもの誕生日をとても大切なイベントと捉えているそうです。


アメリカではそもそも

子どもの誕生日にカップケーキを学校に持って行きクラスのみんなでお祝いしてもらえる、というのが一般的(低学年だけかな?)だそうで、

それ自体楽しくてとてもいいなぁと思っています。


去年の娘の誕生日は、あいにく帰国中で学校でお祝いしてもらうことすらできず、

どんな風にお祝いするのかも含めて今年が初体験!


色々右往左往(笑)したので、記録しておきます。


準備編

①カップケーキを用意する

アメリカでは定番なので、KrogerにもWalmartにもカップケーキは常時豊富に揃っていました。

でも、ものすごいカラフル!!

いいんですけどね、誕生日くらい。

子どもも喜ぶし。


でも、ちょっとだけ、マイルドなカップケーキが手に入らないものかと、

直前になり探し始めました。

先輩ママさんたちにも助けていただきながら。


Walmartの方が少しだけマイルドなカラーのカップケーキがある!

KrogerにもWalmartにも、少し大きめかやや小ぶりであればクリームがホワイトとかブラックの無難なカップケーキがある!

などの有力情報を元に、

最悪は原色クリームでもいいや、

とKroger、Walmartに調達に行ってみて気づいたこと。↓↓

「今年度のクラスにはCinnamon, Strawberry, Tree Nutsアレルギーの子がいるので、それらが含まれないものを」との条件に合うカップケーキがない…

全部パッケージの裏を確認したはずだけど、

見事にTree Nutsで引っかかるという。

想定外でした。


Whole Foodsとかならマイルドなカップケーキがあるかも!

とのヒントもいただき、なるほどと思ったものの

CincinnatiやLexingtonまで探しに行く時間もなく

最終的には前出のCovingtonにお住いのChakoさん(10/10、ついにカフェオープンされています!)に頼ったのでした。


かなり手作り感のあるラッピングで当日持参しましたが、特に先生からも何も言われず。

学校によっては、手作りNG、お店のパッケージのままで持参することが推奨されているところもあるそうなので、要注意です。


これから一年間、他のアメリカ人のお母さん方が律儀にこのアレルギー条件を守って持ってくるとは思えませんが…しょっぱなから一人大騒ぎしてしまいました。


②Sharing Basket Listのものを用意する


これは誕生日の週のスナック当番、みたいな感じ。

ただし、買うものリストが決められていて、それに従って買って持って行く、というものでした。

(去年は1週間分のスナックを適当に見繕って持って行った)


Shopping List:

1 bag of grapes

1 can non-menthol shaving cream

1 small bunch of flowers (for flower arranging by children)

1 bunch of bananas

1 bag of Halos(みかん)

2 gallon of 1% milk


買うものが決められているのは簡単でありがたい。

そしてスナックがヘルシーなのもありがたい。


リストの中身は、スナックだけでなく、授業で使うグッズなどもご協力下さいとのこと。


当日編

当日は、2時半からお祝いをするとのことで、親も参加しました。


①我が子の好きな絵本を読み聞かせる

家から好きな絵本を持ってきて、

親が子どもたちに読んであげてね、というもの。


我が子の好きな絵本…日本語のものばかり。

さすがに日本語の絵本を読むわけにはいかないので、

アメリカ人にも馴染みのありそうな

『はらぺこあおむし』にしてみました。

(そもそも、手頃な英語の絵本が我が家にこれくらいしかなかったという…)


当然みんな知ってるだろ〜と思って

はじめにみんなに聞いたら、

まさかのほとんどの子が

「知らなーい」

…チーン


でも、日本語のポップアップ版も持っていったおかげで、

なんとか子どもたちの興味は最後まで保つことができたように思います。


絵本選びは慎重に。


②The Montessori Celebration of Life

モンテ式の誕生日のお祝い方法、だそうです。

私は当日初めて知りましたが、

その後ネットで検索したらたくさん情報が出てきました。


太陽に見立てたロウソクの周りを、

地球(を持ったバースデーガールorボーイ)が回り、

一周する毎に1歳歳を重ね

その年その年にどんな事があったか本人から聞き

その子が今日◯歳を迎えたことを

一緒に疑似体験する、

みたいな感じ。


モンテらしく、

まずは我が子がどの大陸で生まれたのか、から先生が説明してくれてました。

そして地球は我が子に渡され、

みんなが歌ってくれる歌に合わせて

ロウソク(太陽)の周りをゆっくり歩きます。

「1歳(,2歳,3歳)の時あなたは何してた?」

先生から聞かれてももちろん我が子は答えられないので、

親に突然振られ、焦りました。

心の準備が必要です。

(歩いた、とか幼稚園に通い始めた、とか簡単でいい)


最後にバースデーソングを歌ってもらい、ロウソクを吹き消して終わり。


③カップケーキを食べる

紙ナプキンは配られたものの、

床の上で…

子どもたちが大好きなクリームが無いシンプルカップケーキ(ただし先生の意に反して特大→これも特に先生からも何も言われず)でしたが、

みんな美味しいと言って食べてました。

色々思い悩んだけれど、

要は何でもいいんだな。


なかなか個性のある誕生日のお祝いで、

これは事前に予習しておきたかった!と思ったのでシェアしました。

といってもこの学校限定、かつスタイルは担任の先生によって違うかもしれないので普遍的に参考になるわけではないでしょうが。


何はともあれ、とても素敵な誕生日のお祝い方法でした。