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マヤ

『W旦那+(プラス)』 三代目妄想劇場 番外編(小さな憧れ24)

2022.01.16 23:00

主寝室ではキングサイズのベッドに臣と隆二が横になっている。




「たっくんの声だよね?今の」




「ああ、ニャーも鳴いたな、いつものシーシーだろ」




「大丈夫かな?」




「もうBabyじゃないんだから大丈夫だ。助けが必要なら自分から求めてくるよ」




「そうだよね。俺が心配し過ぎんのかなぁ」




「いつまでも子離れできない隆パパはダメダメでしゅ…って言ってやれ、りお」




臣の腕枕でりおがスヤスヤと眠っている。




「よく言うよ、甘々なのはどっちだっつーの。ベビーベッドで寝かさないの?」




「今夜は風も強いし…」




「確かに」




「それに可愛くて仕方ないんだ。この二重の目尻と口元なんかお前そっくりでさ。ほっとけない」




「りおは臣似だろ?大きな目とバサバサでクルンクルンの睫毛、このぷにぷにな鼻もそっくりだ」




「ゲジってる眉は両親に似たんだろな」




「ふふふ、可愛いね。寝ている間に眉カットしちゃおかな」




「このままでいいよ、それもチャームポイントだし」




「ほんと臣ってりおにべったりだね」




「俺が留守ん時、ベタベタしてる奴がよく言うよ」




「誰が言ってたの?たっくんじゃないよね」




「ん?健ちゃん」




「あ、そう」




「なぁ、臣」




「あん?」




「我が家もあちこちにオモチャや猫グッズが転がっててさぁ、照明はアンパンマンだし、すっかりワンダーランド化しちゃったね」




「子持ちになるってそういう事だろ。不満なのか?」




「ううん、可愛い子供たちやニャーにゃに囲まれて、怖いくらいに幸せだよ」




「なら、いいじゃん」




「幸せだけど、刺激が足りないっていうか…」




「あ、そっちか。なら健ちゃんと廉にシッター頼んで、今度は海が見えるハピホ行こっか?」




「3人目できたらどうすんの?」




「俺は何人でもOKだけど…」




「刺激が欲しいんだろ?」




手を伸ばして臣の指が隆二の口元に触れた。




「…そうじゃなくて、小さな憧れっていうのかな」




「憧れ?何に対して?」




「もう一人の臣に」




つづく