提案『七夕を楽しむスイカ素麺』
梅雨明け後ぐんと暑くなった今日この頃。7月になると暑さが増して日中は涼しい室内で過ごされていると思いますが、七夕の日は夕涼みも兼ねてお子さんと夜空を見上げ天の川眺めたり、器に水をはり星写しを楽しんだり、はたまた夏の大三角形を星座表と照らし合わせたりしてみてはいかがでしょうか。昨年の2022年7月4日『七夕を楽しむ』提案記事でその過ごし方を提案いたしましたので、今日は意表を突く楽しみ方を提案いたします。
子供が小さい頃は主人の果物好きが功を奏して我が家には何かしら産地直送の果物が勢揃いしていました。産地直送は新鮮でかなり立派なものが届くため皮も実も時折農家さんのお心遣いの枝や葉も子供たちのモータースキルに役立てていました。その果物の中に西瓜もありナイフを使用しての俄仕立てのカービングならぬ堀切りを楽しんでいました。ということで見ての通り堀切りしたスイカの器と七夕そうめんを合わせて楽しんでいた取組みを提案いたします。
1、西瓜カット & 中身のくり抜く
西瓜を半分に切り中をくり抜き、そして皮の部分にマジックで花びらのような山線を書きます。冷えているスイカだと水滴で上手く描けないので常温がベストですが、水気をしっかりと拭き取り描くこともできます。器の花びら部分をカットするためにはナイフが必要になるためナイフ扱いに慣れていない場合は親御さんが行って下さい。くり抜くだけでも楽しいのでフルーツポンチにしてみたりそのまま食べてもよいでしょう。
2、七夕そうめんを作り西瓜の器に盛る
前記した通り我が家では西瓜の器は夏の風物詩。七夕にはそうめんの盛り付け器にしたり、大きな西瓜のゼリーを作ったりしました。そうめんを茹でた後は指に糸巻きの要領でクルクルと巻き付けるモータースキルも身につける事ができます。最初は上手くいかなくても繰り返すと上手にできるようになります。
またトッピングは自由ですが型抜きなどをすると普段抵抗がある野菜も食べてみようかという気持ちになれるかもしれません。
『七夕』のことを笹の節句、星まつりともいいます。中国の七夕伝説が日本古来の伝説や風習と結びつき、江戸時代に寺小屋で学ぶ人が増え物事の上達を願うために天の神の力が宿るとされる笹に願いを書き吊るようになったといいます。
ご家庭それぞれに七夕行事の定番を決め毎年行うこと忘れられない思い出を築くことになるでしょう。今週は短冊に願いを書く取り組みも行事育としてレッスン内で行います。