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実ある教育を語る会

第2回研究会 (2017.10.25)

2017.10.25 12:21

今日は、石垣先生と氷見先生から提案がありました。

以下は内容です。


提案者 石垣

1.「目指す子供像」を掲げる自己矛盾

・キャリアの視点を取り入れると、学校は子供像を描いていてよいのか。

・時に子供であることを求められ、時に大人になるように求められることによって生じる子供の中の「迷い」

・子供が納得して、自己責任のもとに選択、決定していくことの大切さ


2.即戦力と涵養の「あいだ」に立つ教師

・新採用教師は即戦力であることを求められるが、失敗も含めた職能発達をしてもよいのではないか。

・ベテラン教師の味が許容されることの意味

・即戦力であることを求められ、ベースアップを図られた新採用教師は、未来でベテラン教師の味を出せるようになるのか。


3.実ある教育を行なってきたかを振り返って

・有名な実践を追実践してきたが、目の前の子供には適合しないことが多かった。

・子供が「問い」をもち、授業後に「次なる問い」をもつ授業実践の展開が求められる。


提案者 氷見

4.実ある教育につながる児童アセスメントのあり方

・得手不得手を含めた子供の特徴・特性を将来的に実あるものにつながる可能性があると見る視点→「芽線」の必要性。

・「学級全体への芽線」と「個への芽線」

・「大人しい」→リフレーミングによって反転し、「冷静」といった捉えも含む。

・「新しいものさし」として、「芽線の一覧表」を作成するという提案。


第2回目、前回の提案から、子供を見る視点について主に議論が展開しました。

見えてきたこと、決定したこととしては、

・小学校と言えど、やはり大人になっていくことを求められているわけであり、子供像を理想として掲げるのではなく、具体的な力を理想として掲げるべきである。

例えば、「〇〇な子供」ではなく「〇〇力」(将来的にも必要な力)と明確に示した方が、未来志向になると考える。

・本研究会は、得手不得手を含めた子供の特徴・特性を将来的に実あるものにつながる可能性があると見る視点を「芽線」と定める。「芽線」を教師が子供個々に対して明確にもち、それに沿った声かけを続けることにより、その子にしかない追究の道、つまり「自分なりの問い」を連続的にもたせてやることにもつながるのではないかと仮定する。


今後は、「芽線」のアセスメント一覧表をいかなるものにするか、それを子供や保護者にいかにして伝えていくか、といったことが議論される予定です。


次回は、11月15日水曜日、横田先生、村田先生からの発表を予定しています。