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山伏のお寺&整体院

経験すること

2022.01.16 05:53

整体練習生、開業一年目の時は師匠のしてること話していることがとにかく羨ましかった。


 『何でそんなにやれるのか』『何でそんなにスラスラと話せるのか』とにかく全てが羨ましく、自分が何をやっても間違っているような感じがしてたまりませんでした。


 開業当時はもちろんお客さんも少なく、月に二人といった状況、施術もまだ未熟だったので『何がいけないのだろう』と自分を攻めてばかりでした。


 前回のブログにも書いたことですが、師匠にも僕のところにもお客さんは『気持ちのよい手』を求めてやって来ます。そしてさらに大切なのは人間性。


 師匠はいつも


「お金のことを先に考えては駄目だよ。来るお客さんが何を求めてどうしてほしいかを考える。来る以上は絶対にその人のためを思って施術する。少しずつ理解してくれるお客さんが出てくるからそういった人達を大切にするんだ。お金は必ず後からついてくる。欲を出さずに焦らず進みなさい。」


と言っていました。


 当時は正直師匠の言葉が頭に入らず、他の流派へ数日間勉強に行きましたが、お金を優先する流派の教え方は本当にひどいもので師匠の言葉がとても身にしみました。


 大切なのは経験なんです。技術が先に行ってもそのお客さんの痛みや違和感がどこからきて何故そうなるのか、何故その症状が発症したのか、施術後のフォローなどこれ以外にもいろんなコミニュケーションを重ねて信頼してもらうこと。それがこちらの経験となり成長となるんです。


 技術は2割、あとの8割は人格、つまりたくさんの人から愛される、そして会いに行きたいと思われること、師匠はこれを教えたかったのだと思うし、それを行動、背中で見せてくれていたんです。


 僕も当時は師匠に反抗したり、距離を空けたり、怒られたりと手こずらせてしまいましたが、今は師匠の伝えたかったことがだんだんと理解でき感謝の気持ちでいっぱいです。


 師匠が見せてくれた背中を今の弟子、そして未来の弟子達に伝えていきたいと思います。