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(3)SkyWatcher EQ5 GOTO EQMOD ASCOMとEQASCOM編

2017.10.26 06:08

今回はソフトウェアのセットアップです。

EQ5をコントロールするにはASCOMを利用します。

ASCOMは天体観測のための機器を相互に接続して使用できるオープンな標準規格です。

対応する機器は以下の通りです。

・赤道儀

・カメラ(撮影、ガイド用、冷却制御)

・電動フォーカサ

・電動フィルタホイール

・ドーム・ルーフ

・その他....

ASCOMに対応している(ドライバが提供されている)機器であれば、様々な天体用ソフトウェアから利用可能です。

自分で機材を製作される方はデベロッパ向けのドライバ作成ツールも公開されています。

対応のドライバを作れば天体用のソフトウェアから自作機材を動かすことも可能です。

しかもASCOMはフリーで使用でき誰でも無料でダウンロード可能です。


・ASCOMプラットフォームのインストール

ASCOMのメインページ右側にダウンロードのリンクがあります。

2017.10.26の最新バージョンは6.3です。

早速ダウンロードしてインストールしましょう。

すでにASCOMプラットフォームをインストールしている方はスキップしてください。


起動すると最初にダイアログが出ます。

文字化けしていますが唯一のボタンをクリックしてしまうとキャンセルになります。

じっと待ちましょう。

下のダイアログに変わったらInstallボタンをクリックします。

インストールが終わるとデスクトップにASCOMのアイコンが2個できているはずです。


ASCOMは裏方で動作するのでユーザがこのアイコンをクリックして使うことはまずありません。


※2018.05.07追記

ASCOMを最初にインストールするときに必要な環境がPCに入っているかチェックがかかります。

Microsoft .NET Framework 3.5 Service Pack 1 (フル パッケージ) がインストールされていないとメッセージが出てインストールが途中で止まります。その場合はいったんインストールを終了し、下記のMicrosoftのサイトからダウンロードして.NET Framework 3.5 Service Pack 1 (フル パッケージ) をインストールしてください。

その後、もう一度ASCOMプラットホームをインストールします。


・EQMOD/EQASCOMのインストール

ASCOMプラットフォームのインストールが終わったらEQASCOMをダウンロードします。

EQASCOMはEQ5をコントロールするASCOMドライバです。


上のリンクをクリックして最新版のEQASCOMをダウンロードしてください。

インストールしましょう。

ボタンを押していくだけです。

EQMOD/EQASCOMも単独で動作させることはありません。

今回はここまで。

次回はステラナビゲータとステラショットから使えるようにします。


※2018.05.07の追記は、このコラムを見て実際に試してみた方から頂いた情報です。

東京都のKT様ありがとうございました。