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「第二の家」ブログ|藤沢市の個別指導塾のお話

私は決意に満ちていると語った高校生の物語

2017.10.30 15:00



高校生の生徒がテストでこんな点数を取ってきてくれました。

学年一位が3科目!お見事です。まさに歴史の魔王ですね。



次なるテストへ向けて、

「I filled with determination!」と彼は書きました。

「いいじゃん」と褒めると彼は照れくさそうに言いました。

「あんなに勉強嫌いだった俺がこんなになるなんて…」






彼と塾の出会いは中学生の頃でした。



塾に来た頃の彼は、勉強が大嫌いで、

授業中机に座っているのがやっと。いつも今にも眠りそう。

勉強へは無気力で、成績も決して良くはありませんでした。

彼自身もその頃の自分のことを「ダメなやつでした」と振り返っていました。

実際はもっとひどい言葉を使って自分自身を揶揄していましたが、ここには書けません。



そんな彼を変えたのは、一人の先生との出会いでした。

のっぽで眼鏡のM先生。あだ名はなぜかMr,ゴッドハンド。

あ、なぜかじゃないな。絵が得意で、

美大へ進学したい高校生のデッサンの課題の相談にもよく乗っていました。だからゴッドハンド。

あとネジを手で回せます。



そんなM先生が、当時勉強が大嫌いだった彼にしたことは、

勉強の合間に雑談をしたり、

その雑談で得た好きなものや興味のある情報を、勉強の説明に交えて授業に活かしたりしたこと。

嫌いだった勉強と、好きなものがつながって、彼は、

「あ、勉強だってやり方次第で楽しいんだ」と気付いたといいます。



そこから彼とM先生の快進撃が始まります。

受験勉強期間という嫌でも多くの勉強をしなきゃいけない時期というのも良かったのでしょう。

授業量もコミュニケーション量も増えますから、ますます彼はM先生の授業に夢中になって、

結果偏差値はぐんぐんと伸びて、志望校に合格。

入学した高校でも勉強を楽しんで、今に至るわけです。



M先生は彼の高校合格を見届けて卒業してしまいましたが、

ちゃんと伝えておくね。今回の報告も、とっても喜ぶよ。

話の最後、「恩返しになるかなぁ」と彼は呟きました。



もうなってるよ。

誰かの為に頑張るって、その誰かにとってはもうそれだけで嬉しいことだから。



本日もHOMEにお越しいただき誠にありがとうございます。

人と人はつながって、変わって、そしてまた新しくつながっていく。

人と人も、だ。