MIYOSHI SUZUKI & THE WORK

プラチナの溶解。

2017.10.26 07:04

プラチナの溶解。

純プラチナとパラジウムという地金を調合して、プラチナ900という地金を作っています。

純プラチナは、約1800度という

すごい高熱を使うので、

80年代に流行ったようなデザイン、でも専用の保護メガネをかけながらの作業です。

溶けたばかりのプラチナは宇宙に浮かぶ惑星のように美しく、しばし見とれます。


そうしてできた塊を、たたいたり、

重いローラーに挟みながら角棒や丸線にして、

自分の作風に合ったパーツにしていくのです(´ω`)。

※ プラチナは柔らかく粘りがあるため、

手彫りの洋彫りに向かず、プラチナジュエリーに

洋彫りは施しておりません。