美の大前提「朝ごはん」をしっかり食べる
2017.10.27 02:14
玄米をはじめとした穀物を主食に、旬の野菜が入った味噌汁。
それに漬物を添えていただく。
それだけで立派な「朝ごはん」になります。
もともと日本人は長い間そうしたシンプルな食事で健康に暮らしてきました。
それが戦後、肉類をはじめとした動物性食品が多くなり、主食・副食といった考えが薄れ、生活習慣病などの病気が急増しました。
朝ごはんを米を中心とした和食にすることで、国土を保全する田んぼを守ることができ、環境面でも大きく役立ちます。
”暑い季節には、陰性の食べ物”
”寒い季節には、陽性の食べ物”
を使った「朝ごはん」を食べましょう。
※陰性の食べ物<暑い季節に食べましょう!>
暑い地域で育つ果物(バナナ、マンゴーなど)
地面の「上」にできる野菜(きゅうり、きゃべつなど)
夏が「旬」の野菜(とまと、なすなど)
すっぱい調味料(酢など)
※陽性の食べ物<寒い季節に食べましょう!>
寒い地域で育つ果物(りんご、桃など)
地面の「下」にできる野菜(にんじん、ごぼう、たまねぎなど)
冬が「旬」の野菜(れんこん、ねぎなど)
塩辛い調味料(味噌、醤油など)
朝の忙しい時に、手間がかかるかもしれません。
ただそのひと手間で、日々を ”丁寧に暮らす” ことができます。
ひとつひとつのことを ”丁寧に” することで、結局は ”自分のことを大切にする ” ことに繋がっていくのです。