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太陽光発電のメリットとデメリット

2017.10.28 02:16

太陽光発電のメリットは?

私たちの毎日の生活に電気は欠かせませんが、発電所などで電気をつくるためにはさまざまな環境負荷が伴います。しかし、無尽蔵のエネルギー源である太陽光を使った発電であれば、二酸化炭素や硫黄酸化物、窒素酸化物などを発生させることがなく、たいへんクリーンな点が大きなメリットとなります。太陽光発電に置き換えることによって、二酸化炭素削減効果や原油削減量も大きくなることが期待されています。また、発電に伴う騒音や排出物もないため、一定以上の日射量を確保できる場所であればどんなところでも設置することが可能です。住宅用の場合には屋根に設置されることが大半ですが、直射日光が太陽光パネルで遮られることにより屋根材の寿命が延びるほか、直下の部屋では夏場の室温が2~3度下がるとされ、エアコンの節電にもつながります。また、冬場には屋根材の温度が下がりにくくなることで保温効果も期待できるようです。


太陽光発電のデメリットは?

太陽光発電システムを導入するときには、まだ機器の価格が高いことを考えなければなりません。導入を促進するため国や自治体による補助金制度が用意されているほか、余った電力を電力会社が買い取る仕組みもあります。しかし、これらを活用しても初期投資費用を回収するのには10年から20年程度の期間がかかるものとされています。もちろん、太陽光発電パネルの設置条件や日照条件などによっても大きく変わってくるでしょう。また、日中の電気使用量が少ない家庭なら売電量は多くなりますが、高齢者が同居していたりペットを飼っていたりして、日中は常にエアコンを使っているような家庭では、売電による初期投資費用の回収ができない場合もあります。電力が余るほど発電できない小容量のシステムの場合も同様です。