作業を同時平行させること
みつむらです。
最近肌寒くなってきて、空気が乾燥するこの季節。風邪をひきそうになったら、龍角散ののど飴で誤魔化すのがデフォルトになっています。あかんなぁと思いつつ。それだけやるべきこともやりたいことも山積しているわけですが。
今日はそんなやることだらけの人にとって大切な考え方、
作業を同時平行させること
について。社会人になり、劇作と仕事は共通点が多いと感じています。演劇部の皆さん…特に部長や演出、舞台監督といった部員を取りまとめる立場の方には大切な考え方だと思います。
同時平行のメリット
仕事において短時間で成果をあげるためには作業を同時に何本も進めることが必要です。
例えば、お客様、外注、他部署、自部署でそれぞれにお願いすることがあれば、お客様、外注、他部署、自部署の順でお願いをしていきます。この順序の基準は「自分ではコントロールできない」レベルです。
決していきなり自分の作業には入りません。ここはどうにでもできる部分だからです。まず人にお願いをし、自分が作業している間にもお客様、外注、他部署、自部署の作業を進めていれば、短い時間で全体の作業が終わります。
で、この作業を同時平行させることは演劇部時代にやってたなと思い出しました。
演劇部における同時進行
僕は高校時代、演劇部の部長で演出でした。その時に考えていたことは
部員を誰1人退屈な状態にしない
ということです。
何より、部員には「部活が楽しくない」とは思って欲しくなかったので。
具体的には、稽古中、出番のない1年生には発声強化練習をさせることや演出補佐と協力して、違う場所で同じ時間に別々のシーンを練習すること、出番のない役者はキャラ考察と呼ばれるシートに記入させ役作りを徹底する、裏方の応援に回す…等です。
当たり前といえば当たり前ですが、当たり前のことができなくて悩むのが人間。稽古がうまくいかない、もっと作品のクオリティを上げたいと悩む場合は、「作業を同時並行させているか」を考えると、解決の糸口が見えるかもしれません。
「仕事を同時並行させること」の大切さを最近耳にし、仕事においても劇作活動においても重要な考え方だなと再認識しました。
しかし僕自身、演劇部時代はできて今の仕事ではできないとは(笑)。日々精進ですね。
以上!おわりっ!
みつむら