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2017 マグロ考察 そして2018の予測

2017.10.28 04:12

今年もそろそろマグロが終わりのころですね~。


今年も6月の大島回りのルアーから始まり、

(7月まで入れると6回乗船でマグロは0)


7月にはフカセをやり、

(フカセでは2回乗船で、3打数1安打)

8月に入ってからの前半はエビングをやり、

(エビングでは3回乗船で2打数2安打)

8月後半からはコマセにシフトし、直近までで

(コマセでは13回乗船で17打数で4安打)

すべてのトータルだと22回のアタリで7本をゲット。


ということで22回のあたり中、15回はばらしたわけですが、

この内訳は、

水面まで来てたも入れ失敗1回。

水面近くまで来てからの高切れ1回。

水面近くまで来てからのおまつり外れ1回。

水面近くまで来てからのサメ( ;∀;)1回

針伸び3回。

瞬殺が8回。

(瞬殺はもうちょっと多かったような???)


こんな内訳でした。


こう考えると水面近く・・・と針伸びで計7回というのがちょっと悔やまれる結果ですかね。

これを半分にしてれば10本は釣れたのに。。。


2017のマグロシーズンを振り返ると

今年のシーズン初めは6月で、

去年は大島の東側から始まったのに対して、

今年は千波から。

しかも今年はメジとカツオが多く、

ルアーでは珍しく、キメジ、カツオは結構釣れました。


その反面、大島海域にいる時は大型のマグロは少なかったように思う。


そして7月に入り、爆発していたのが活き餌のフカセ。

これに関しては7~8月いっぱいまでずっと釣れ続いていましたね。


そして8月。

スタートは去年と一緒でパヤオから。

今年は珍しくカツオが多く、カツオは食べ飽きるくらい食べた人も多かったんじゃないかと。

このあと、マグロの群れはどこに移動するんだろうと思ていたら、

9月までほぼパヤオ周辺に居着き。


10月には東へ。


これほど、ほぼ西へ移動しなかった年も珍しいですよね。

(ルアーでは西のほうも行ってましたが)


ここ数日は湾央のほうに移動したような感じもあるようですが、

やはり今年はちょっとお菓子かったですよね。


あとは例年に比べ、マグロが良く釣れた。

(僕はそんなでもなかったですが汗)

それと瞬殺が多かったみたい。

(僕は毎年こんな感じですが汗)


というところでしょうか。


まずは餌から。

ここ数年、オキアミの不漁でいい餌がなかなかない状況で、

「奇跡の海老」の海老が爆発していまいしたね。





あとはこの特大


安定のオーロラも9月くらいまで安定供給。


だが、質はちょっと悪かったですかね。。。


で、僕の中でのヒットは奇跡の海老。

ヒット数はほぼ変わらずですが、

瞬殺率は奇跡の海老は若干少なかったような。


この理由を僕なりに分析すると、

この大きい餌のおかげで大きめの針が使えたこと。

やはり大きめの針のほうが重い分、吸われる距離が短くなるんじゃないかと。

しかも、餌が大きい分、吸われる時に、どっかにその餌がぶつかってくれて、本来なら吸い込まれてたものが、止まってくれるというのもあるんじゃないかと。


そんなこんなで今年は餌への反応が良かったので、

針を小さくとか、餌を小さくみたいな方向に考えなくてよかった分いろんなことを試せて、

しかも結果を出せたのは大きかったですね。


それとハリス。

今まではマンユウの20号をメインに使っていたのですが、

今年はなるべくっ吸われないようにするには?

ここ一点に絞っていろいろ試していたのですが

一番結果が良かったのが、

トルネードの24号。


なんでトルネードかっていうと、

マンユウはフロロの中でも糸がやわらかい。

(やわらかさだけで言うならナイロンのほうがやわらかいから、そこを求めるならナイロン?)

ほんとこれ主観ですが、やわらかいほうがアタリは出せると思うのですが、

でも、やわらかいハリスのほうが吸われやすいのでは?

という考え。

で、硬くするのには号数を上げたほうが硬い。

なので24号。

といっても、これは引っ張り強度を上げたかったわけではなく、

あくまでも吸われ対策。

(20号くらいあれば強度だけで言うなら、ほぼ問題ないと思います)


なのでトルネードにしたことで今年はハリス代が安くついた(笑)

(だってマンユウは30M売りだから、8メートルで仕掛けを作ると3個しかできず、しかも5~6メートルという中途半端な余りが出て、もったいなさすぎる)


で、ヒット率ですが、

ハリスが固く針が大きくという方向でやっていた今年、

ほかの人よりもヒット率が少なくなったかというと、

まったくそんなことはありませんでした。


むしろ、同乗者よりもはるかにヒット回数は多かったように思いました。



タダですよ、これは今年のデータ。

ほんとにマグロはその年、その年で全く違うので、

来年もこの感じで行くとは全く思えませんの悪しからず^^



そして、フッキング(アワセ)の今年のトレンドとしては、

「前あたりで合わせろ」

これ、ほんと今年はどの船の船長もこんな感じで言ってたみたいですね。

「そうじゃないと据え荒れて飲まれるから」と。


ただ、

これに関しては、僕はすご~く微妙だと思います。

ぼくなんて、このコマセマグロが始まってからの10年くらい?

ずーっと即アワセ。

でもフッキング率は、置き竿でやってる初心者の人と変わらないですから(笑)

(じゃあなんで僕はずっと即アワセでやってるのかというと・・・釣りの中でフッキングをする瞬間、かかる瞬間が一番好きだから(笑))


で、瞬殺するときと、しない時、これなにかの理由はあるんだろうけど、

とりあえずは「運」が一番大きいのではって思ってる・・・(汗


ただ僕が思っていることでいうなら、

マグロが自分の針を食いに来るとき、

下から餌を取りに来てるのか、

それとも横から取りに来てるのか、

それとも上から取りに来てるか、

(これは、だいたい反応的には下から食いに来るのですが、反応に写っているような大雑把な物じゃなく、その針を食う瞬間のマグロの動きのこと)

これは一つ考えられるところ。


それともう一つがハリスのスラッグ。

ハリスが張ってる時にあたるか、

スラッグが出てる時にあたるか。

今年の後半は瞬殺が本当に多かった。

あの時って、意外に潮が流れてなくてハリスにたるみが出てたんじゃないかと。

逆にそんなときでも回収率(フッキング率)がすごく高い日もありましたよね。

そういう日は潮が流れてて、常にハリスが張ってる日だったんじゃないかと。


このあたりが結局は飲まれるかどうかの決め手なんじゃないかなあ。。。

あくまでも僕の主観ですか。。。


そして針伸び。

これは来年も今年のようにマグロが釣れたらという話にもなるのですが、

マグロがいるところには必ずサメもいて、

これからは「早く巻け」というのが常識になっていくと思う。

リールにもどんどん負荷をかけて、とにかく早く上げるという感じに。

そうしなければサメにとられちゃうから。


しかも早く上げないと、今年のように船中二けたも釣れるような時、

本当なら二けた釣れるという状況でも、一人一人が時間をかけすぎちゃうと釣れるもの釣れなくなっちゃうから。


しかも僕思うのですが、

サメって周波数というか、波動で「食える魚がいる」って気づくらしいんですよね。

つまり、「下のほうだからドラグ出して泳がしても平気」っていうのもどうなんだろうと。

波動で気づかれちゃうなら、下で泳がせてる波動も、結局はサメに気づかれて、サメのゾーンまで来たらパクリ。みたいな感じはあるんじゃねって。


だから下でも上でも泳がせれば泳がせるだけ、自分のかけてるマグロはサメに気づかれやすい波動を出してるってこと。

これかなりあたってるように思うのですが。


話がそれましたが、こんな理由から、こんご結構なテンションをかけてあげてくるのが主流になってくるとするなら、今まではそんなになかった「針伸び」がこれからは多くなってくるんだろうなと。



あと、今後トレンドになりそうなのは、

かかった後、竿を地面に対してというか、

海底に対してというか、

90度に倒して、さをの弾力を使わないで電動のみの力であげるやり方。


この上げ方、まだ見たことない人もたくさんいると思いますが、

この上げ方のメリットは本当にたくさんあって、

僕はこの上げからが一番理にかなってるんじゃないかと思うんです。

(でも僕は魚と竿を立てて戦いたい派なので絶対やりませんが。。。)


このメリットとは、まず疲れない。

これマグロのスタンディングには最高です。

そして二番目に、

竿って曲がれば曲がるだけガイドにすれて、そのすれることで負荷がかかりますよね。

これって魚を止めるにはかなり有効なのですが、

もともとドラグのテンションをキツキツにしてる場合、

魚が首を振りながらぎゅっぎゅっとドラグが出ていくときなど、

ロッドを曲げてると、自分が意図しないドラグテンションがかかっちゃう。

そんなときに上記した針伸びが発生しちゃうんですよね。


しかもこれは電動の巻き取り力にも比例して。

たとえばドラグを8キロに設定したとして、

ロッドがかなり曲がっているときには1.2倍~1.5倍くらいになっちゃってるんです。(たぶん)

上記したように、ロッドを曲げたことによって魚を止めることはできるのですが、

まげてテンションがかかった状態では8キロというドラグよりもテンションがかかっちゃうため、本来なら巻かれ続けてるはずのリールが、

ロッドを曲げたことによって、テンションが余計にかかりドラグを強くしないと巻いてこない状況に。


そんなこんなで、この竿を真下に向けて巻き取るやり方は、

その設定したドラグ力を100%活かせるスタイルになるため、

マグロを上げることにおいてはかなり理にかなったやり方だと思うんですよね。


まあ、ロッドを曲げないと釣りをしてるって気がしないから、

ちょっと嫌ですけどね(笑)


でもこういうスタイル、来季からはよく見かけるようになるかもしれませんよ。

もしも見かけた際には、「ださっ!」っていう見かけの部分を見るよりも、

どう理にかなってるのかを観察してみるのもいいかもしれません。


という具合で、

めっちゃ長くなってしまったので終わりますが、

来年のことどうこうより、

まだ微妙ではありますが、今期もまだ終わってないんですよね(笑


以上です^^