インド、バラナシ市ご一行様ご案内
2017.10.24 14:15
この度インドのバラナシ市と京都市がパートナーシティシップを結ぶということで、いろいろと交流の機会があるようです。歴史がとても古い(3500年と言っておられました!?)バラナシ市ですが防災意識は低いようで、遺跡などを守るためにも市民の防災活動を見学したいということで、先斗町の防災取り組みをご紹介させていただきました。
バラナシ市における参加型コミュニティ防災支援事業にご参加の火災害対応部隊アロック・クマール・シン国隊長、ガネーシュ・サハイ アーリヤン国際高校校長ほか、バラナシ市の学校の代表の皆さんがお越しくださいました。
インドのみなさんが大変驚かれたことに、京都の「消防分団」がありました。災害時に市民がボランティアで消防隊の仕事を手伝うというものですが、インドの方々は、「自分の仕事はどうしてるんだ」「一体何が動機なんだ」と大変興味深そうにしておられました。
「日本では、自分のことしか考えない人が非難される」と事務局長。
きっと自分のことしか考えない人が増えてしまったから、「まちづくり」などという概念が生まれてしまったわけですが、この国にはまだまだたくさん、「自分のことよりみんなのこと」を考えられる人がいるから「まちづくり」があるとも言えます。ぜんぜん違う文化をもつインドのみなさんと交流することで、こちらも大変勉強になりました。