スイーツ<酒、派な人でもここならイケる!?『佳佳甜品』@佐敦
普段から、甘いものよりお酒、派です。ガイドブックに載っているような香港の『甜品』(スイーツ)に関しては、文化は理解したいので試すことはありますが、確率的に甜品に行くことが少ないです。というのも香港の「甜品」の甘さは、しっかりとした甘さで、口の中が甘さで占領されて逃げ場がなくなる体験が多々あるので、もし食べるなら甘さをギリギリまで控えた甜品がよい、というのが本音。なかなか納得のいくここは!という味に出会えていなかったのですが、久しぶりに大ヒットのお店がありましたのでご紹介します。
九龍サイドの佐敦(ジョーダン)というエリアにあるのが、今回ご紹介する「佳佳甜品」、スッキリとキレのある控えめな甘さなので、たぶん気に入るだろう、という友人からのオススメで訪問してきました。こちら、毎日12:00から深夜3:30までのロングラン営業です。香港の甜品屋さんは、夜、もしくは深夜からオープンするお店が多いのですが、お昼12:00から食べられる環境の貴重なお店です。
もともと、あまり綺麗ではなかった、という店内は、改装し、広々と綺麗に変身を遂げていました。
「お、これは美味しそう!」という品と「これはチャレンジだな・・・」というメニューがありますが、お店がオススメする2品を今回チョイスしてみました。
黒胡麻あんが入った白玉が7個入った糖水「寧波薑汁湯圓」。喉によさそうで、適度な辛味が心地良い生姜香るスープ状のデザートなのですが、想像以上に生姜の辛味が良い役割!サッパリとしていて甘さのキレが感じられる一品です。
白玉は、適度な大きさで、噛んだ時のモチモチ感と中の黒胡麻あんのトロ~っとしたコントラストが秀逸。これ以上大きすぎても小さすぎても印象が変わるでしょう。
こちらは、香港の糖水の中でも「美白系」な組み合わせで香港ローカルの女性に人気の 白きくらげとパパイヤの「木瓜雪耳」。温・冷どちらの温度で出すかを注文時に選べます。
冷たいと、甘さが麻痺しますので、このデザートは温かい方で楽しむのがオススメ。想像していた以上に甘さ控えめで驚きました。パパイヤと白きくらげ、香港の糖水が食べられるお店であれば、定番の組み合わせですが、定番メニューだからこそお店の丁寧な仕事ぶりがわかる1品。
この2大メニューなら、飲んだ後の〆に寄ったり、疲れたな、と思った時の体力回復に使えそうです。
お店にいる間でも近所のおじいちゃんおじばあちゃんから旅行者までひっきりなしの来店で人気の高さがうかがえるお店でした。
周りのローカルな雰囲気併せてこちらのお店を訪れ、甜品を楽しまれてはいかがでしょうか。
【店舗情報】
店名:佳佳甜品
住所:佐敦寧波街29號地舖
G/F, 29 Ning Po St, Jordan
電話番号:2384-3862
営業時間:12:00-03:30
定休日:なし