第50回 タロット占い師になってやってしまった失敗って何ですか?
タロット占い師キミノです。
stand.fmにて音声配信を始めました。
こちらでは、文字起こししたものを投稿しています。
タロット占い師キミノです。
この番組では、日常の事や占いをとおして感じたことを占い師目線でお話しています。
第50回目の今日は、タロット占い師になってやってしまった失敗って何ですか? です。
誰でも何か新しいことを始めると、必ず「あー、やってしまった」という失敗ってあると思います。
今日の放送では、私がタロット占い師になってやってしまった失敗について話してみようと思います。
私は対面鑑定を主に活動しているんですが、対面鑑定には、心のハードルが低い方が来てくれるんじゃないかと思います。
それは、占い師と直接向き合って、自分の話を聞いてほしいという、気持ちをさらけ出せるタイプの人が対面鑑定を好まれるように感じます。
反対に、
自分の顔も名前も知られたくないと思っている人、
秘密の恋をしていて誰に対しても壁を作っている人、
自分のタイミングで手軽に占いをうける効率重視の相談者さんがオンライン鑑定を好まれているように思います。
そんなオンライン鑑定で、私が「あっちゃー」と思った失敗をしたんですけどね。
どんな失敗かというと、『占いの結果をハッキリ伝えてしまい、鑑定終了』という失敗です。
「これ、そんなにいけないの?」と思われてしまう方がいるかもしれないんですけど。。。
占いって、相談者さんとの会話から信頼関係が出来上がっていって、
・相談者さんが本当に知りたい事は何か?
・占い師が伝えなければいけない事は何か?
が段々とわかってくるんですが、深い会話に入る以前に出た結果で占いが強制終了してしまう…というのは、全然よくないことなんですね。
どういうことか例をあげていうと、
『彼と別れたんだけど、やっぱりよりを戻したい。彼はどう思ってますか?』というご相談だったとしたら、私がそれだけ聞いて、
「じゃあ、占ってみますねー」って言ったすぐに、
「復縁は難しいですよ。彼の気持ちの所に塔のカードが出ていて、彼の中ではもう二人の関係は終わったことになってしまってるんです。」
なんて言うのと同じようなものなんです。
だとしたら、この伝え方、相当まずいやないかってわかってもらえると思います。
対面鑑定では、相談者さんのお話をじっくり聞いてからカードを展開していくので、さっきのような結果をズバリ伝えて相談者さんにショックを与えてしまう、ということはしたことがありません。
なのに、どうしてオンライン鑑定では私がそんな結果の伝え方をしてしまったのかというと。。。
それは、相談者さんの顔が見えないからこそ、私の気持ちが焦ってしまったからなんですねー。
相談者さんからの相談で「別れた彼とよりを戻したい」と言われたとき、
・2人がつきあっていた期間
・どうして別れたのか?
といったこと占う前に聞くべきだったのに、
「彼の気持ちが知りたいんです。」と言われ、すぐに「わかりました、見てみますね。」と言って、カードを展開して結果をそのまま伝えてしまったんです。
それは、「早く答えないと!カードの結果を伝えないと!」って、私のマインドが「早く、早く!!」と慌てていたせいだったんですね。
普段ならじっくり相談者さんのお話を聞いてカードを展開するという、私の占いのスタイルがオンライン鑑定ではできなかっていたせいで、「結果をそのまま伝えて鑑定終了」という失敗に繋がってしまいました。
ということで今日の放送をまとめると、
対面鑑定とオンライン鑑定での鑑定スタイルの違いがまだまだ明確にできてなかったことから、マインドの持ち方と伝え方・聞き方の未熟さから来た失敗でした。
この番組では、こんな話を聞いてみたい、私はこんな風に思ったなど、コメント欄・レターにてお知らせいただけると励みになります。
それでは今日はこのへんで。
タロット占い師キミノでした。
最後までお聞きくださりありがとうございました。