説明会が終わりました。
午後3時に始まった「説明会」。質疑応答でかなりの時間を割き、午後4時30分まで続きました。まだまだ発言したい方はおられましたが、打ち切りとなりました。
今回の説明会で、よかったことは、大森市長さんが来てくださったこと。3時から3時半までの30分間でしたが、私たちの生の声を市長さんに届けることができたと思います。
回答はこれまで通り、「丁寧に進めていく。地元の環境に配慮しながらできることをやっていく」というご回答で、前に進めて行くことに変わりはありません。「様々な国の基準に合致しているかを常に確認しながら、風評被害についても配慮していきます」とのことでした。
私は都市計画審議会を傍聴したときの、議員さんと市職員とのやり取りで、市職員からの恫喝的な言葉があり、市民目線で質問してくださる議員の言動を封じ込めようとした事実や、有識者として任命されている委員のかたがたからは一切の質問もなしに、決定されてしまったことなど、審議会としての役割を本当に果たしているのか疑問であることをお伝えし、市長さんはこのような事実をご存知でしたか?と問いかけました。
市長さんは、「そのような事実は全く私の耳には入っていない」とのご回答でした。しかし、新斎場の整備は必要な事なので、適正な手続きと丁寧な説明をもとに、これからもきちんとやっていくとのことでした。
それに対して、考える会のメンバーは、「丁寧な説明と言いながら、そのような説明をきいたことはない」という質問をしましたら、「少し思い違いがあったのかも知れない」とおっしゃいました。そして、「ご理解をいただかないといけない人があるのは知っている。各世代の皆様に説明するようにと指示を出し、事実、全戸訪問も2度ほどさせてもらっている。ご指摘はご指摘と受け止め、説明が言っていただけると対応する」とおっしゃいました。
地元対策費があたかも反対していると使えないということから、三和町内会は仕方なく賛成になった、こんなお金で人の心を動かすようなやり方はおかしいのではないか?と言う質問を投げかけてくださった方もいました。
それに対して、市長さんのお答えは、「はじめに条件付きの同意書をいただいていることが根本にある。そういう意味では、地元の要望に応える、これは鉄則である。早くやらなきゃいけないこともある」というものでした。
昨年、地元対策費として使われた公民館のトイレを洋式に直すとか、集会所の壁を塗り替える、瓦を葺き替えるというのが早急にやらねばならなかったことなのか?と疑問をもちましたが、ここで、市長さんはご退席となりました。
その後もたくさんの質疑応答。主に、考える会メンバーと市民局長さんとのやり取りでした。長くなるのでこのくらいにしますが・・・
最後に地元町内会長から言われた一言。
「いつもこうやった反対派がワーワー言うから説明会をしても人が来ない」・・・意見を言ってはいけないのですか?と耳を疑いました。馬屋上学区は340世帯あります。今日、説明会に足を運んだ地元住民は29名でした。これは、私たちが意見を言うからではなく、何を言っても仕方がない、関心がないということではないのでしょうか?これで、地元住民にご理解いただいたという岡山市の言い分は正しいのでしょうか?