インタビュー④月館森
インタビュー第4回は、月館森さんです。よろしくお願いします。
はーい。よろしくお願いします。
役者から制作、カメラマンまでマルチにこなす森さん、そもそも、演劇を始めたきっかけは?
ちょっと変な理由なんですけど、水戸黄門に憧れて…ですかね。もともと小学校のときに歴史が好きで、いろいろな本を読んでいたりして。時代劇として演じられることで、昔の出来事とか暮らしとかが、急に身近なものに思えてくる感覚が不思議だな、魅力的だな、と感じたのが、ひとつのきっかけだったように思います。
じゃあ、今後は時代劇などに出てみたいという気持ちはありますか?
そうですね。殺陣がある舞台にはまた出たいですね。以前、一度殺陣のある舞台に出演させていただいて、すごく楽しかったので。
あと、大河ドラマの迫力あるセットの中で、一度は演じてみたいです。大河では「風林火山」が最高でした・・・!
なるほど・・・それでは森さんのスタッフとしての部分も掘り下げていきたいと思います。
ズバリ、「制作」って何するんですか?
一言で言うのは難しいけど、
公演-作品=制作の仕事
かな?生み出された演劇作品とお客さんとの出会いを作る仕事です。
外部でもいろいろな現場で積極的にスタッフをしていますが、どうして制作をやろうと思ったんですか?
高校生の時、部活として演劇を始めたんですけど、演劇・劇場の「空間」の魅力にハマっていったんですよね。 それで高3のときに、京都のとある劇場にアポなしで「お手伝いさせてください」って。
今も都内の劇場で働いていますし、仕事は大変だけど、大好きです。
アトリエは、劇場としてはどんな場所ですか?
年季はいってるし、色々ぼろぼろなんだけど、そこが逆に味でもあるのかな…と。古さから、早大劇研の歴史も感じられるし、まだプロとは呼べない僕たちの舞台を多くの方々が観にきてくれるのは、そんな部分もあるんじゃないかな?と思ったりします。
さて、地元、滋賀県の魅力を教えて下さい!
本当に、居心地がいいところです。琵琶湖!最強!
あ、せっかくだから、僕の取った琵琶湖の写真、インタビュー記事に載せてもらってもいいですか???
・・・はい、いいですよ(笑)
あと、僕の地元はアクセスも良いです! 京都に15分、大阪に1時間で出れる!
あと、よくロケ地とかで使われるんですよ。古いお寺とか水路とか堀とかがたくさんあって、魅力的です・・・
滋賀県て意外とすごいんですね。 あと、森さんの地元愛がすごい・・・
それでは、おすすめの滋賀県の食べ物は?
意外ってなんだよ笑 そうだなー、水が美味しいからお米と肉が美味しい!
あと、スイカとメロン作ってる地域もあります。
・・・なぜ東京に?ずっと滋賀にいれば良かったんじゃないんですか・・・?
(笑)
お世話になっていた方に「大学の4年間はこれから演劇をやりたいならなおさら、ちゃんと知識をつけておきなさい。学ばずに感覚ではじめるのと、ちゃんと知識をつけてから進むのじゃ、ぜんぜん違うよ。」って言われて、それで演劇を含めた色々な知識を広く学べる、今の学部に。
上京して、演劇に出会ったというよりは、演劇やるために上京した、みたいな感じです。
「演劇やるために上京」・・・
将来が不透明な若者の代名詞だよね(笑)って、母親と二人で笑いました。
最後に、「白に色付く」の魅力は?
それぞれの人物が、それぞれの想いをもって動いているところ。それが絡み合うところ!
まだまだ、掘り下げられていないので、稽古がんばっていきますよ!!
ありがとうございました!
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露と枕旗揚げ試演会『白に色づく』
【作・演出】井上瑠菜
【出演】小林桃香、澤あやみ、月館森、中野華子、川久保晴、奥泉、佐藤ひかり
【日時】2017年12月7日(木)~11日(月)
7日19:00・8日19:00・9日14:30/19:00・10日14:30/19:00・11日19:00
全7ステージ
【会場】 早稲田大学大隈講堂裏劇研アトリエ
【料金】自由設定制
【ご予約】 https://ticket.corich.jp/apply/87124/
【お問い合わせ】
Mail tsuyu.makura@gmail.com
twitter @tsuyu_makura