(4)SkyWatcher EQ5 GOTO EQMOD ステラナビゲータ編
ステラナビゲータ10でSkyWatcher EQ5 GOTOを接続する方法を紹介します。
メニューの観測から望遠鏡コントロールをクリックします。
接続する望遠鏡(赤道儀)のダイアログが表示されます。
メーカー「ASCOM」、望遠鏡「ASCOM」を選択して接続ボタンをクリック。
ASCOMプラットフォームをインストールしていないとメーカーのリストに「ASCOM」は表示されません。
ASCOM Telescope Chooserのダイアログのコンボボックスで「EQMOD ASCOM HEQ5/6」を選択してPropertiesボタンをクリック。
ここで通信関係(黄色枠の中)の設定をします。
Timeoutは 1000
Retryは 2
Baudは 9600
PortはUSBシリアル変換器のCOM番号を選びます。
分からなくなったらデバイスマネージャのポート(COMとLPT)で確認しましょう。
ダイアログ下部の大きなOKボタンをクリックして完了です。
注意:USBシリアル変換器はUSBポートの差し込み口を変えるとCOM番号も変わってしまいます。いつも同じ場所で使うようにしましょう。
ここでEQ5にUSBシリアル変換器を接続してモータコントローラの電源を入れておきます。
ホームポジションにするのもお忘れなく。以下はSynScan取説からの引用です。
・三脚を水平に置きます。
・赤経軸を北半球では天の北極に向けます。
・バランスウェイト軸は最も低くします。
・望遠鏡は北半球では天の北極に向けます。
準備ができたらOKボタンをクリックして通信を開始します。
以下のような画面が出たら上手く接続できていません。
要因は様々です。
接続が完了するとこんな画面になります。
EQ5をホームポジションに戻して電源を落とした場合は起動時にパーク状態(PARKED表示が点滅)になっています。
下部のUNPARKボタンをクリックしてパーク状態を解除しましょう。
パークを解除した状態ですがまだ追尾を開始していません。
追尾を開始するには星・月・太陽のマークをクリックします。
星のマークをクリックして恒星時駆動で追尾を開始しました。
次回は天体の導入をやってみます。
その前に終了の仕方。
下のPARK to Home Positionボタンをクリックします。
赤道儀はホームポジションに移動します。
赤道儀が完全に停止したら望遠鏡ダイアログの接続ボタンをクリックします。
OKボタンでステラナビゲータ10とEQ5は接続を解除します。
接続が解除されるとEQMODのダイアログも画面から消えます。
この状態で機材撤去しましょう。