KAWASAKI Z900RS
ついに長い間、噂されていた
KAWSAKI Z900RS が
先日開催された東京モーターショーで
そのベールを脱ぎました。
20代に Z系に憧れ Zの最終形である
KAWASAKI ZEPHYR 750RSを
ヨシムラハイコンプピストン、ハイカム、
集合メガホンマフラーで武装させ
外観ノーマルでありながらリッタークラスバイクを
追いかけ回せる仕様にチューンドして
乗っていたことを思い出してしまいました。
そのハイパワーには少し頼りなかった
昔ながらの剛管クレードルパイプフレーム。
200kmぐらいで高速コーナーに進入
しかし合成の足りないフレームはヨレ始め
少しずつハラんでくる車体をコントロールしながら
750ライドを楽しんでいたのが懐かしい。
この新型 KAWASAKI Z900RS は
昨今のネオクラッシックバイクにありがちな
インジェクションと水冷エンジンという組み合わせ。
このところの馬力規制と排ガス規制、排気音規制という
ルールのいじめをクリアしつつ開発コストを
抑えるには仕方がないですかね。
しかし、インジェクションとCPU任せで
キャブレターの微調整もずアイドルも混合気も
気にしないのは美味しい部分を
全て剥ぎ取られたマグロの骨身ようで実に惜しい。
本当に空冷エンジンにキャブレターは
時代錯誤なコンビネーションなのか?
チョークを引いてセルを回しエンジンを始動させ
アイドリングを確かめつつチョークを戻し
アイドルスクリューで微調整
バイクと対話しながら冷えきった
エンジンを温める時代を過ごした
オールドバイカーにとっては
PC につないでなんでも簡単管理の
手も汚れないお嬢様インジェクションはつまらない。
漢のカワサキと言われた川崎重工も
時代には漢を出しきれずって所ですかね。
なんてディスってみました。
でも KAWASAKI 大好きですけど〜
新型 Z900RS はフロントホイールが17インチ、リアが18インチ。
フロント周りのこじんまりした所をどう捉えるか。
空冷エンジンを採用の HONDA CB1100 は
CB750 fourを彷彿とさせよく見かけるので
しっかりと売れているように思いますが
リア周りなどシンプル過ぎてデザイン性を
あまり感じないのと比べると
新型 Z900RS は全体のデザインもよく作り込まれていて
雰囲気をよく出しているのでとても良い印象です。
フロントホイール18インチ化にオールドルックスな
丸型ウインカーとテールランプ、4本出しマフラーで
作り込んでキャブ仕様にできたら飛びついてしまいたい。
おそらく120万円ほどの価格で発売だそうです。
いけますか?いけませんが・・・さぁていきましょうかね仕事へですが。
かなりメッセージ性の強いオフィシャルPV
やはりかっこいいです。