【FRUEインタビュー】多様性のある音楽が集結。魂が震えるような体験が待っている。
2017年秋に開催されるフェスのなかで、もっとも「とんがって」いて「最先端」なものがFESTIVAL de FRUEかもしれない。モロッコ、ブラジル、ドイツ、トルコ、フランス、そして日本。多様性をひとつの空間に集めるのがフェスであり、集まったことによってそこから何かが生まれることがフェスカルチャーだとすれば、まさにフェスカルチャーのスピリットを音によって集約させたのが、FESTIVAL de FRUEなのだろう。オーガナイザーの山口彰悟さんに、開催直前インタビュー。
–––– FESTIVAL de FRUEは、どんな特徴を持ったフェスですか。
クラブやフェスで遊びつくした音楽好きが集まる楽園になるといいなーと思ってます。キャンプや雨具を持っていないフェス初心者でも、さくっと遊びに来れるくらいインフラが整っているし、生で聴けば絶対わかるもの凄いミュージシャン達が世界中から集まっています。
–––– このフェスを立ち上げようと思ったきっかけは?
5年ほど、都内のクラブでFRUEのパーティを重ねるうちに、気運の高まりを感じたから。それから、遠因として、TPC(トゥルー・ピープルズ・セレブレーション)がなくなったこと。フジのオレンジコートがなくなったことは少なからず影響があるかもしれません。
–––– キャンプサイトはメインとなるイベント・ホールから近いのですか? またどんな場所ですか。
メインのホールからキャンプサイトは、徒歩5分から10分です。普段は、ゴルフコースとして使用されていて、芝生が丁寧に手入れされています。ゴルフコースで芝生を焼いてしまうと大変なので、火気厳禁となりますが、寝心地はいいと思います。
–––– ライブ以外のコンテンツは用意されていますか。
ベリー・ダンサーのNourahが、ベリーダンスのワークショップを11月3日に行います。大人から子供まで、男性も参加できます。
–––– 11月という時季に開催しようと思った理由は?
気候がいいですよね。澄んでいて空が高くて。大気が西から東へ動いてて、澱んでない感じがしますし。それに、寒い冬にはいる前の11月初旬は奇跡のような輝く一日があることが多いです。
–––– 会場のつま恋リゾート彩の郷は、どんな場所ですか。
標高40mの、森というか山というか、広大な敷地です。JR掛川駅や掛川ICからのアクセスがとてもいいです。星がきれいとのことですが、11月4日は満月となりますね。また、ホテル側のご好意で、ホテル内のトイレを使用できます。フェスの簡易トイレが苦手な方には朗報です。
–––– FRUEは「魂の震える音楽体験」をコンセプトにしています。ここでどんな体験をしてもらいたいと思っていますか。
恐れず、オープンマインドで、飛び込んで欲しいかな。そして、耳を開いて、それぞれがそれぞれの体験をしていただければオーガナイザー冥利に尽きますかね。
FESTIVAL de FRUE 2017
開催日:11月3日(金・祝)~4日(土)
会場:つま恋リゾート彩の郷(静岡県掛川市)
出演:The Master Musicians of Joujouka、Acid Pauli、BaBaZuLa with Nourah、Idris Ackamoor & The Pyramids、水曜日のカンパネラ、OGRE YOU ASSHOLE、他