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桜の小枝に結ぶ恋文

夢を語ると叶うらしい

2022.01.19 11:25

「しょぼい喫茶店」という本を読んだ。

著者はSNSやブログで自分の考えや願望を発信し続けて仲間や助けを得たらしい。


というわけで僕も夢を語ろうと思う。


僕は高校1年で双極性障害になった。

ちょうど同時期に始めたTwitterで毎日「死にたい」ってつぶやいていた。


そんなときに声をかけてくれたのがQueer+sの元店長さんだった。

「ちゃんとご飯食べてる?」

「あったかくしてね」

そんな優しいリプライを何度ももらった。


後のさくらナイトの会場となるQueer+sとの出会いはTwitterだったのだ。


その後もメンタルを病んでは色んな大人にSNSで拾われた。

僕にはたくさんのお父さんとお母さんとその他の親がいるのだと思っている。


さくらナイトを始めて、僕は人間を集めることが得意だということに気づいた。

ありがたいことにさくらナイトはいつも満席。

正直忙しすぎてご飯食べてる余裕もないときすらある。


そして集まった人々もまた悩みや苦しみを吐露して帰っていくこともあった。


歳を取って、若者と呼ばれる世代が皆年下になった。

Twitterで病みツイをしている女子高校生とリプライで会話したり、セクシャリティに悩む中学生の話を聞いたりする立場になった。


僕にも自分の城がほしいと思い始めたのは、やはりSNSでのやり取りだけではなく、僕を拾って直接話を聞いてくれた大人たちの存在のようになれる居場所が欲しいと思ったからだ。


自分の店を持ちたい。

家に帰りたくない若者がちょっと休憩できたり、悩みを共有できたり、落ち着ける居場所にしてもらえたり。

僕が今まで自殺せずに生きてこられたのは僕に居場所を提供してくれた大人たちがいるからだ。

今度は僕が居場所になるのだと、強く願っている。


話を少し変えよう。


僕は中学生の頃から小説を書いていた。

高校で同人作家の友達ができたことをきっかけに同人活動を趣味としてきた。


同人活動を通して、人々との交流の大切さとクリエイター活動の厳しさを学んだ。

僕が同人作家たちにできることはなんだろう。

考えた末に始めたのが物書き会だった。


孤独に耐えながら原稿をやる日々。

でもたまには集まって楽しく書いたらいいじゃない。


そう、同人作家にもまた仲間が必要なのだ。


この2つの意味で僕は居場所となる城が、店を構えたいと思っている。


人々の居場所を作り、守る。

それが僕のやりたいことだ。


「しょぼい喫茶店」にもあったが、自分のやりたいことで生きていくことがやはり僕にも向いているらしい。

歳をとってみると意外とやりたいことが見つかるものだなぁと思うのです。


最終的な目標は

『ファイナンシャルプランナーの資格を取って経験を積み、独立事務所兼居場所カフェを持つこと』


いい報告ができるよう頑張ります。