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Baby教室シオ

おもちゃ『ティーセット』

2022.03.08 00:00

昨日の『エレガントを身に付ける  紅茶編』の取組みで使用するマザーガーデンのティーセットです。ティーカップ、ソーサー、ポット、トレイ、スプーンを使用し紅茶を頂くマナーを学んでいきます。


先ずソーサーにカップを載せることからスタートします。

昨今はソーサーの上にティーカップを載せるとカップの持ち手であるつハンドルは、右側にした状態で出されることも多くなりましたが、一昔前は左側にハンドルが位置する状態で出されそれを回して飲むヨーロピアンスタイルが定番でした。右側にハンドルを置くことをアメリカンスタイルと呼んでいますが昨今はハンドルを右にして飲み手が飲みやすい状態にすることがスタンダードになってきました。私はこういう場合の気遣いに配慮している場合も、昔からのスタンダードなスタイルも両方あって良いと考えています。

スタンダードで出されたときにはそのまま頂けばよいのですが、ヨーロピアンスタイルでハンドルを左側にして出されると知らない場合は慌てて戸惑うことになります。しかし知識を持っていればヨーロピアンスタイルを楽しむこともできます。

古い方法では時計回しにハンドルを回しますが、昨今は反時計回りでハンドルを回すことを教えているマナー教室が多いように思います。この動作も昨日記載したドラマ『相棒』の水谷豊氏扮する紅茶好きの右京さんが何気なく行っています。そんな見方をしながらドラマの新たな魅力を見つけることも面白いかもしれません。


次にスプーンを置く位置は使用前と使用後ではおき方が異なります。同時に一回きりのクリープやスティックシュガーなどは使用後にはスプーンと同じようにソーサーの奥へと置きましょう。

カップを持ち方はハンドルの中に指を入れるのは良くない持ち方とされています。人差指や中指を中へ入れず、親指をハンドルの上に載せず、ハンドルを摘むように持ちます。

カップによってサムレストがついている場合は親指を載せても構いません。映画やドラマで紅茶を嗜むシーンを改めて意識し作品を観るとその作品の品性に気付くことができるかもしれません。

おもちゃで優雅に紅茶を飲む練習から始め、本物の紅茶に出会う時間を親子で持てますように。