スキレット
数年前から流行しているスキレット
ちょっと憧れつつも、手入れが面倒なので買うかどうかしばらく悩んでいました
悩みに悩んで買おうと思った時、ロンドンへの餞別にと友人がプレゼントしてくれました
LODGE 6.5インチ
鋳鉄製のフライパンで、普通のフライパンとは違って手入れが必要です
使用前にはシーズニングという作業が必要になります
私がもらったのはLODGEのもので、あらかじめシーズニングされていてこの作業は必要ありませんでした
シーズニングしてあるものでも、最初はくず野菜なんかを炒めるのはやった方がいいようです
あと、自分で使ってみた感想としては、最初のうちはホットケーキとか餃子とか、食材の表面に油分の少ない食材は焦げつきやすい気がします
なので、しばらくはお肉なんかを焼いたり、アヒージョ作ったりと、油分の多いものの調理をオススメします
使用後もちょっと一手間
洗剤を使って洗ってしまうとせっかくシーズニングのコーティングが剥がれてしまうので、基本的には使いません
お湯とたわしで洗います
濡れたままだと錆びるので、洗ったら火にかけて水分を飛ばし、その後オリーブオイルを全体に塗って終了です
こうしてオイルを塗り重ねていくことでどんどんスキレットが育っていい感じになっていくのです
一度、ちょっと育ってきた時にひどく焦がしてしまって、どんなにこすっても焦げが落ちなかったので、泣く泣く重曹で焦げ落としをしました
そうするとしばらく育てたコーテイングが見事に剥がれて一から育て直しになってしまいました・・・
悲しすぎる・・・
しばらくは焦げ付きやすく振り出しに戻って難しかったのですが、1年ほど経ってやっと育ってきて焦げ付かずいい感じに調理できるようになってきました
あれ以来、焦げないように気をつけていますが、焦げた時はスキレットをお湯で濡らして少し焦げをふやかした後に、粗塩でこすって焦げを落とすようにしています
汚れも落ちるし、油膜も守られます
スキレットは本当に何でも美味しく料理できて便利です
ホントにプレゼントしてもらってよかった!
なんですぐに手に入れなかったんだろうと思うほど!
パエリヤ一人分で作ってみました
美味しくできたけどこれはちょっと面倒だった・・・
大きいフライパンでやるべきw
最近はグラタンもスキレットで作りました
今夜はキッシュも
スキレット自体も熱くなるので、全体に満遍なく火が入るので特にオーブン料理は美味しくできる気がします
スキレットカバーという蓋をすればじっくり蒸し焼きもできます
蓋もかなりの重さなので、圧力鍋で火を入れるのと似た状態になるとか
あと、蓋の内側にある突起から旨みが詰まった水滴が料理に満遍なく落ちるので、美味しさが全体に行き渡るそう
蓄熱性が高いので余熱で調理もできるし、食卓に出してもいつまでも料理があたたかいままです
寒い日にこれでホットケーキを食べると本当に美味しくて幸せになります
手入れも慣れればそれほど面倒ではないし、育ってくれば全然汚れず、お湯をかけるだけでほぼ綺麗になるので強くこすったりも必要ありません
最初にスキレット洗って、火にかけて乾かしている間に他の食器を洗ったりすれば、それほど時間もかかりません
私はズボラなので最近は毎回オイルも塗っていませんが、しっかり水分さえ飛ばせば錆びません
デメリットといえば重さ・・・
私の持っている一番小さい6.5インチで880gもあります
ま、鉄だし、分厚いからこそ美味しく調理できるんですが・・・
最近いつも使ってるテフロン加工の大きいフライパンのコーティングが剥がれてきて焦げ付くようになってきたので、鉄のフライパンに変えるか悩み中
結構いいフライパンで大事に使ってたつもりなんだけど、やはりコーティングものは使っていれば剥がれてダメになるもんですね・・・
取手が外せてそのまま食卓にも出せるデザインでかなり気に入っているのだけど、朝食に目玉焼きを作るたびにがっつり焦げ付いてストレスで・・・
ま、これもかなり重くて片手で持てないくらいだからスキレットに変えてもそんなに変わらない気もするけど、9インチのスキレットだと2kg近くになるから洗うのも大変そうで
取手が取れないのもちょっとなぁ
焦げるのが嫌で今週はスキレットで目玉焼きを作っていますが、焦げ付かず綺麗に焼けてかなりストレスフリー
夫に相談すれば買ったらいいじゃないって感じ
夫もスキレットで作った料理は好きなものが多いしね
今持ってるフライパンより少し深くなるから料理もしやすくなりそう
ただロンドンで買うと日本で買うより高い(しかもシーズニングされてない)ので、年末の東京出張の時に買ってきてもらうかどうか・・・
スキレットとカバー合わせて4.5kgもするけど・・・
ま、まだ少し時間に猶予があるのでちょっと悩もう