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わたげの飛ぶ日 主婦のデジタルマーケティング修行日記

言いにくい。親しき仲にも見積書。

2017.12.11 03:52

フリーランスデザイナーを3年しました。

フリーランス仲間と話し合うと、

制作にかけた時間とお金が釣り合わない…

何かおかしいけど、それが言い出せない、

ということを時々聞きます。


まだ未熟だし、仕方ないケースかな…と思っていたのですが、

ある時の勉強会で仕事を引き受ける時、

見積書をちゃんと取っているのか?と

いうことを指摘されました。


見積書を取るってめっちゃ大事です!

見積書=作業内容の確認。

そして受注者、発注者でお互いに作業内容に合意します。

この文書で残すことは法的にも有効です。


今まで大変だった仕事は見積書が無かったり、あって無いようなものだったことがほとんどでした。

つまり合意ができていなかったんです。


受注者(デザイナー)は、

提示された金額だったら数時間程度の制作時間で、修正も少しくらいかな?と考え、

発注者は、

プロのデザイナーだから、高いクオリティが望める、納得が行くまで修正してほしい…と考え、

その考えがお互いに提示されないまま作業が進み、かみ合わずトラブル発生です。

避けたい展開です。


見積書はとことん細かい作業内容を書く

ちょっとこの画像をこのチラシに貼ってね。といってもそのままペタっとノリつけて貼るんならいいんですが、

Illustratorで印刷用のデータにして渡すのなら、色々な過程やチェックを経て仕上げていくということは、チラシを作った経験がある方ならわかると思います。

しかし、発注者側はそれを知っているとは限りません。

わかってもらうにはその過程を見積書に書くのがベスト。

また、主婦デザイナーなら作業時間が限られているので、その時間を明記するのも良いと思います。

見積書の確認の中で、

実は超特急仕事で夜中もやってほしいという案件だった!

ということが、見積書の確認の中でわかるかもしれません。

また超安い金額のお仕事の場合、

通常の相場などを明記して、

今回は相場より安くしてますが次回は相場だと助かりますと、

次に繋げるキッカケ作りにしても良いようです。


打ち合わせ内容も形に残す

これはちょっと手間で大変ですが、

打ち合わせの中で、こうして欲しい、そこ修正して、それはできるできない、などをなるべく形に残すようにしましょう。

ワードなどのドキュメントやノート、ホワイトボードに書いて写メでもよいので、

打ち合わせ後に相手側に送って双方確認、合意することも大事です。

またこれも、後々のトラブルの際に法的な証拠として有効なのです。


親しい人にキチンとした対応をしたい。だから見積書を。

↑トラブルにより異次元の戦いに突入した人?


親しい間柄の人には特に見積書を出せない人が多いと聞きます。

未熟な私がわかった風に見積書を出すなんて…とか、

お仕事を頂いている立場だから

生意気に見積書出して仕事の内容にケチをつけるようで失礼では?と思うかもしれません。

しかし、見積書を書かないことで、トラブルになって関係が破綻しては元も子もないです。

キチンと円滑に仕事を進めたいからと一言添えて見積書を出すのが良いと思います。


見積書でもう一度自分の働き方を見直す

主婦デザイナーでも、時には何もかもが投げ出して仕事をすることもあるかもしれません。

しかし、家族に理解されない、不信感を持たれるような働き方をすると、

いざここが頑張り時!と言う時に家族が全く協力してくれないのは致命傷です。

最悪、廃業するしかないでしょう…。


そんな事にならないように見積書を書く習慣をつけて、この働き方で大丈夫か見直していきましょう。


また、注意点として書面で合意した事は必ず守らなければなりません。特に納期には細心の注意を払いましょう!