美容の本質(訪問美容を経験して)
撮影:美容師よしあき
先日、休日を使って
「訪問美容」を経験しました
「医療美容」というべきでしょうか
入院している患者さんの
髪の毛を切って欲しいんです
ということで行ってまいりました
そこで
「美容の本質」を
改めて経験できた
素敵な1日になりましたので
記事に残しておこうと思います
綺麗になるって
おしゃれするって
なんだろう???
答えは切った後の「笑顔に」ありました
生活の為?
美を追求する為?
答えはそれぞれの中にあると思います
でも
美容の本質は
「心が綺麗になる」
ということかなって
この経験を通して思いました
今の俺、少し汚れてたかもしれないって
反省しました
患者さんにありがとうございますって言われた時
美容師になってよかったなぁって
思えた瞬間があったんです
こんな俺でも人の役に立てた!というか
自分の手で仕上げたヘアスタイルを
喜んでくれる人がいるって素敵なことだなって
美容室では味わえない感動でした
もちろん美容室で喜んでもらえること
沢山あります。でも、また違う感覚でした
シザーとコームがあれば
美容師は生きていける
そして美容師はシザーとコームで
美容を伝えていかなければいけない
この世の中には美容室に行きたくても行けない人が
何人もいるということを
俺たち美容師は忘れちゃいけない
いつもお客様相手で、
お客様が美容室にご来店していただける
それを当たり前だと思ってはいけない
ありがたさをまず自分たちが感じなければいけない
それは、あたりまえじゃないんだよ?
選ばれた美容室本気で向き合わなくてどうするの?
低価格競争や
コンビニよりも多くできている
美容室オーバーストア問題
いろいろあるけど
美容ってやっぱり、
「優しさや思いやり」
心のケアを含めて美容なんじゃないかなって。。。
技術なんかできて当たり前
現代の社会では
なんとなく、ビジネスや
金、地位や名声や、見栄に
とらわれて仕事している美容師さんが
この世の中にわんさかいるなぁと
俺は思っています
だから美容人気がなくなってきているんじゃないかなぁって
本当に思います
だからこそかえるべきじゃないでしょうか?
初心忘れちゃいけないと思う
かっこいいこと言ってるように
聞こえてしまうかもしれませんが
俺はこの手で生きていくと決めたんです!!
そして自分の精神を仲間や後輩に受け継いで
生涯を生き抜く
貴重な経験をどうもありがとうございました
喜んでもらえた時の顔
最後見送ってくれた時の顔
忘れません
以前、見た映画
「鏡の中の美容師たち」という映画を思い出しました
実際に自分が経験してみてわかりました
人のつながり
美容の大切さや面白さ。。。
美容師よしあきこれからも頑張ります
引用:Amazon商品説明より
技術だけを追い求めるカリスマ美容師が、病院での訪問美容を通じ、次第に心豊かな美容師へと変わっていく姿を描いたヒューマンドラマ。東京の人気美容室でカリスマ美容師として働く井上遼。担当する人気モデルからの交際の申し込みを断ったことにより突如店を解雇となり、さらに自宅アパートの火災により故郷へ戻り、地元の美容室で働くこととなる。ある日訪問美容の話が持ちかけられ、仕方なく病院で少女の髪を切る遼だったが、髪を切り終え、微笑む女の子を目にした遼の心に小さな変化がもたらされる。主人公のカリスマ美容師・井上遼役に「仮面ライダーウィザード」の白石隼也。遼と同じ店で働く高橋まり役を夏菜が演じている。