国語力を鍛えることが騙されないことや危険な目に遭わないことやそしてもちろんすべての勉強に役立つという話
SNSが発達し、超情報化社会とも言われる現代に生きる我々は、
多くの情報の波の上で暮らしているようなもの。
「スマホがないと生きていけなーい」とうそぶく中学生もいます。
そんなことあるまいし、と私なんかは思うのですが、
昨今の状況を見るに、あながち嘘とは言い切れなくなってきましたね。
(いや、本当はなくても生きていけるんだよとは言いたいけど私も使ってますしね)
ですが、それにともなって、
そのスマホやSNSで怖い目にあったり騙されたり嫌な思いをする人が増えているのも事実です。
これは生徒たちに危害が及ばないとも限らない!
どんな便利なアイテムも使い方一つですから、
本日はその使い方を誤らないために必要な力をテーマと致しましょう。
その力とはタイトルにもある通り、ズバリ「国語力」です。
(もちろん他にも大切な力はありますがそれについてはまた後日お話します)
国語力があるとなぜ良いか
ここでいう国語力とは、
「相手の求めているものを返す力」のことです。
それについての詳しい説明は、下記の記事をご参照下さい(読まなくても先へは進めます)。
国語力が高い方は、
物事の裏面を読むことができます。
なにかうまい話をされたときも、「相手の求めていること」に敏感になって、
「ははーん、なるほど。俺にこうさせて自分はこうしたいわけね。で、俺、どうする?」
なんて、自分の心の声と対話ができます。
相手の表面上の言葉を鵜呑みにするのではなく、
それによりどんなメリットがあるか、どんなデメリットがあるか、
自分と相手はどうなるか、周りに人はどうなるか、等を想像し、
適切な判断を下しやすくなるわけです。
SNS等で向こうからやってくる甘い誘い。
世の中にあふれている数多の情報。
国語力を活かして、それが自分にとって本当に有益なのか、
誰かに迷惑をかけることはないのか、しっかり検証する力があれば、
危険なことに巻き込まれることもそうそうなくなるはずです。
国語力が低いと、
「読むのが面倒臭いと契約書の内容を読まずにサインしてしまう」
「難しい話だとよく聞かずにオッケーしてしまう」又は「本当にいい話なのに断ってしまう」
「相手が求めていることがわからずトラブルになる」等、
情報をうまく使いこなせない危険性があります。育てましょう、自身の国語力。
もちろんこの国語力は勉強にも活かせます。
最近の入試は文字数が多い!
「国語力は、そりゃもちろん国語に使うでしょ」というあなた。
それも間違いじゃありませんが、それだけではないのです。
例えば、神奈川県の公立高校入試は文字数が多いことで有名です。
平成29年度の社会の問題の一部を見てみましょう。
こういった問題を解くには、
国語力を駆使して、「早く設問を理解する」ことが重要になってきます。
ここでも活躍するのです、国語力。
それはもちろん、公立の中高一貫校の適性検査や、
センター試験、センター試験に代わる大学入学新テスト、
はたまた司法試験や様々な国家資格試験も同様です。
問題が読めなきゃもちろん答えは出せませんから、
各々のテストにおいても、国語力は重要な合格へのファクターになるのです。
国語力を鍛えたい場合は、
- 本を読む
- 読解問題に挑戦する
- 人と積極的にコミュニケーションをとる(色んな考えや返し方を学ぶ)
などの方法があります。近くの大人を活用して、
自身の国語力を高めていきましょう。
国語力が高まれば、テストの点数も上がる、スマホも活用できる、危険な目に遭わないと、
まさにいいことづくめ。狙いましょう。
本日もHOMEにお越しいただき誠にありがとうございます。
安心して下さい。この長い記事をここまで読んだあなたは国語力高めです。