蝶々さん
Fgさんがリード選びながら第九を吹き始めたら、今年も終わりだな、と思います(まだ終わらないでお願い)。
新国立劇場・高校生のためのオペラ鑑賞教室 関西公演『蝶々夫人』、2公演を無事に終了しました。
(ロームシアターと琵琶湖疏水)
リハーサルが少なく(我々比)、ピットでの音出しも1日しかなくて、何だかいろいろタフでストレッシーなおしごとでしたが、皆で力を合わせて頑張りました。自分たちにまだまだ足りないことも色々感じたり考えたりもしつつ、でも。みんなで頑張りました。
恥ずかしながら私は演奏するのは初で、京響としても実に久しぶりな『蝶々夫人』でした。
個人的には、大きな声で言っちゃいけないけど、蝶々さんは何度見てもどうも好きになれなくて、乗ったら好きになれるもんかなと思って乗ってみたりしたのですが、やっぱり、何となく、淋しい気持ちになって、だめだった^^;。素晴らしい作品だと分かっているし、音楽は美しいし、好きか嫌いかと演奏することは関係ないし、アレなんですが^^;。…たぶん、前世が、船乗りの恋人が長旅に出たまま帰ってこなくて淋しすぎて血を吐いて死んだ女だからなのかな笑笑。あ、すみません、くれぐれも笑うとこですのでお願いします。昔、霊媒師さんにそんなふうに言われたことがあるんです笑。前世が淋しすぎて血を吐いて死んだ女!可愛そうすぎて面白いから結構気に入ってるんですが笑。
寒、やば、と思う方は以下読み飛ばしてください笑笑↓↓↓
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「船乗りの恋人は、航海中の事故で死んだのか、ほかに女の人が出来て去ったのか、細かいことは分からないけど、とにかく帰ってこなかった、あなたは淋しすぎて云々…(以下省略笑)、前世でそんな死に方をしたから、今世はあなたは男性に頼らなくても自分の腕一本で生きていけるように、自ら手に職をつけたのよ。そうでしょう?」
(霊媒師さんは私の顔を見ただけで、なんの素性も知らずにそう言いました。)
…手に職っちゃぁ確かにそうだけど笑。当たってるけども笑。
たまには頼りたいんですけど笑。
…こんな個人的で変なこと、こんなとこに書いて大丈夫かな笑。小谷口さんスピリチュアル系かしら大丈夫かしらと思われないかしら笑。淋しいのかしらと心配されないかしら笑。全く大丈夫ですのでアレしてください笑。
『手相を見てもらったら「大丈夫です子供は持てます」「え、どの線で分かるんですか??嬉」「え、下半身が安定してらっしゃるから」と言われたことがある』、っていうのと合わせて、2大ネタです笑。もう出ません。
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そんなわけで、蝶々さん終わりました。死ぬ死ぬ言うたらあかんよ。人間は、生きてこそと思います。
初日はドッと疲れて、帰りに寄ったヒペリカムさんで暖炉が灯ってるのを見てたらしばらく動けなくなって、危うくおはぎをオカワリするところでした(してません)。
ヒペリカムさん、私が行ってみると3回に2回は閉まってて相性が悪いんですが笑、おはぎ絶品です。ほにゃほにゃです。
2日目の今日は、終演するやいなや飛んで大学に行かねばなりませんでした、電車の中でドッとしました。
すっかり晩秋みたいな夕暮れに、あ、ススキだ、と思ったら、すかさず蝶々さんがスズキさんを呼ぶ声が脳内に蘇りました…
Suzuki! Suzuki! Dove sei? Suzuki!
…必ずクラリネットセクションがムズムズするポイントでした笑
1日はさんで明後日からはカルメンです!