【かまってちゃん】に、なっていませんか?
相手の立場に立ちましょう、とよく言われますが。
これを勘違いして、
「人からどう思われるか」
そんなことばかり、心配している人がいます。
こう言ったら、こう書いたら
どう思われるだろう・・
ダメだと思われるかな。
バカにされるんじゃないかな。
嫌われるんじゃないかな。
ところが。
そう考えているとき、どこに意識が向いているかと言うと
ダメだと思われたり
バカにされたり
嫌われたりして
惨めな気持ちになっている自分・・・
そう。
人のことを考えているつもりで
自分のことしか考えていないんです。
つまり、
人の立場に立つ、というのは
相手がどういう感想をもつか を
気にすることでは、ないんです。
さて。
ちなみに。
自分ではすごく「ちゃんとしてる」つもりなのに
人からは、
(ああメンドクサイ・・・)
(しょうがないな、この人は!)
と、思ってもらえる方法があるんですが・・・
知りたい?(笑)
その方法というのは
【かまってちゃん】
あ。
【かまってちゃん】と言うと
・自分のことばっか喋ってる
・その人の話題をしないと気が済まない
みたいなコミュニケーションスタイルを
イメージするかもしれないんですが
まー、少なくともビジネスシーンで
そういうハードスタイルを貫ける場面は
それほど多くありませんから、その話ではないです。
じゃ、何か?
一言で言えば
☆☆☆☆☆
必要以上に、相手の時間を
自分のところで消費させる人
☆☆☆☆☆
の、ことです。
たとえば、
これ、実際にあった例なんですが
メールA
「○○さんとのミーティング、●月●日になりました。
どうぞよろしくお願いします」
と
メールB
「○○さんとのミーティング、●月●日△時からになりました。
弊社5F□□会議室で行います。
受付横のエレベーターで直接おいでください。降りて左手すぐが会議室です。
先日いただいた資料は、人数分、こちらでコピーをご用意しておりますが
追加がありましたら、前日15時までに私宛ご連絡ください。
当日は、上司と私の2人でお待ちしています。どう ぞよろしくお願いします」
あなたなら、どちらのメールがもらいたいですか?
はい。
ですよね!
メールBがいいですね^^
メールBなら、これだけ読めば、何の疑問もなく
当日のミーティングに臨めます!!
なぜなら、メールBは、
(相手は何が知りたいか?)
を考えて書かれているからです。
そして、
(相手は何が知りたいか?)
を想像するような考え方の枠組みを
相手の立場に立つ
と、呼ぶのです。
対して、
メールAは。
読んだ瞬間に
(・・何時から?)
(・・どこで?)
(・・何をどれだけ用意すれば?)
などなど、たくさん疑問が出てきてしまいますから
質問のために、もう1〜2往復 、
メールか電話で話をしなくてはなりません。
と、言うのがつまり。
相手からすれば
無駄な時間
となるわけです。
つまり
メールAみたいな連絡の仕方こそが
ビジネスシーンでの
【かまってちゃん】
だと言えるでしょう。
もちろん、書いた本人に別に悪気があるとかではなく
単に、想像力の欠如です。
けれども、受け取った相手は
「自分を大事にしてくれていない」
と感じますから、
こんな発信の仕方ばかりしていると
うまくいくものも、うまくいかなくなってしまいます。
時間というのは、命そのもの・・
なんて、大上段に構える必要もありませんが
相手の時間を、自分のために無駄に遣わせて
平気でいられるマインドだ と
ひっくり返せば、自分の時間も
二度手間、三度手間でダラダラ遣い
結果、やらなくてはいけないものを溜め込んで
いつも時間に追われてしまう・・
という悪循環を生むものになりかねませんから、
注意が必要ですね!
てなことで。
今日の話題は
★★★
「かまってちゃん」に
なっていませんか?
★★★
でした!
ご参考になったら嬉しいです。