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北海道肺がん患者と家族の会

パールリボンキャラバン2017in札幌無事終了

2017.11.02 09:38

こんにちは。

暖かかったり寒かったりと寒暖差の激しい北海道ですが、みなさま体調崩されていないでしょうか?

先月は目が回るほど忙しかったので・・と言い訳しておりますが・・

後半はちょっとバテテおりました(・・;)

パールリボンキャラバンも無事に終えました。

今回は会のお便りをせっせと作ってくださっている矢田さんの記事を抜粋させてもらいます^^


 110名を超える参加者があり、本会からも多数の方々が参加されました。会場内には追加のスクリーンが設置され、後ろの席の方々にも講演内容が分かるように 配慮された会場設営でした。

 講演の最初はKKR医療センターの磯部先生です。肺がんの病気とその治療のことについてお話されました。先生の他の講演でもよく聞く内容のお話で、肺がんへの 知識の再確認ができました。熱心にメモを取って いらっしゃる参加者もおられましたよ。

 2番手は、北海道大学病院 内科I(呼吸器内科)の品川 先生です。個別化治療(プレシジョン・メディスン)と、 その薬ついてお話していただきました。北大医療現場での お話も交えた内容で、大変参考になりました。

 3番手は東京・帝京大学医学部の渡邊先生です。医療に 関する情報の探し方や、担当医とのコミュニュケーション の取り方などのヒントについての講演で、以後の 第2部パネルディスッションに続く演題です。

 最後のプログラムは、当会代表の内山さんも参加して、 渡邊先生と、長谷川さんの司会で進めるパネルディスカッションです。(司会者が振ったテーマに関して、それぞれ の意見を述べ合うものです。) テーマは “医療に関する 情報の探し方と担当医とのコミュニュケーションの 取り方”で、当日このテーマに関し、困っていることを 参加者にアンケート用紙に書いてもらって編集・集計し、それらについてディスカッションをしました。

 口火を切った磯部先生の簡潔で率直な意見の述べ方が、 他のパネラー(意見を述べる人:品川先生、内山さん、 司会者)に伝染し、皆様が意見を親身に、かつ本音を率直に述べられ、今までにない (と言えば失礼ですが)トークで患者側としてとても参考になりました。 磯部先生は、患者さんのなかには自分のがんについてよく勉強していない人がいることへの苦言と、ご自身の考えとして、悪い知らせは患者さんに率直に伝えることにしているが、やはり苦悩もあることなど、日々の診療の中で感じることを言葉を選びながら話される先生の語り口から、いかに先生が患者さんのことを第一に考えてくださっているかが切々と伝わってきました。かっこよかったです!よ。

 総合司会進行は、当会でおなじみのホスピスケアの会の山田富美子さんでした。   

  最後に主催者側の長谷川さんから熱いメッセージがありました。

 みなさんがそれぞれの地域で患者会を維持し、そして全国の患者会や関連団体がひと つにまとまって、わたしたち患者の意見や要望を国やその他の関連機関に提出できる。 それがどれだけ素晴らしいことかを実感しています。 どうかこれからも、みなさんで支えあい、患者会を維持し、活動していっていただき たいと願っています。