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Atelier Seran

余った上絵の具、捨てちゃうんですか?

2021.04.10 08:30
ポーセラーツのレッスンで

インストラクターコースの方は

後半からは上絵の具を使った

様々な課題にトライしますよね。



この時に初めて上絵の具を扱う方も

多いと思いますが、

教えてくださる講師の方も

『ポーセラーツの講師になるまで

上絵の具を扱った事が無い』

先生が多くいらっしゃるのでは

ないでしょうか?



今日は講師の方も

インストラクターコース受講中の方も

フリーレッスンで絵付けを体験してみたい方にも


きっと

⭐️お役に立てる⭐️

内容だと思いますので

是非是非最後までお読みくださいませ❤️



上絵の具って、

多分初めて扱った方は

“ちょっとハードルが高い”

って思われるかもしれません😅



お教室に入って、

『今日から絵の具の課題です』

って目の前に並べられたボトルを見たら

『え?何これ?粉⁉️』

って、びっくりしますよね💧



絵の具の素材については

色によって混色出来ないもの、

焼成温度もそれぞれの色に

“適温”

がありますが、

その辺りの話はまた後日という事で、


今日は作った絵の具が

“大量に余った時”

に捨てちゃうんですか?について、

今回は


“E111 水溶性メディウム”

“E183水溶性メディウムソルベント”

“E204水溶性メディウム遅乾性”

で溶いた上絵の具は


“実は保存出来るんですよ”


て言うお話です♡



インストラクターコースの上絵の具

最初の課題は

“色見本を作る”

事ですが、

スポンジングって

案外沢山絵の具を使いますよね。


でも初めてだと

『どのくらい作ればいいの?』

って、

わからないですよねー💧



足りなければ

作り足せば良いけど、

余っちゃう事もしばしば。



『ま、もう使わないから

捨てちゃう。

でもこんなに余っちゃってなんだか

もったいないなぁ』

って思いません?



でもね。

『余っても取っておけるんだよ』

ってわかったら

嬉しくないですか?(笑笑)


そうなんです。

⭐️取っておけるんですよ⭐️


むしろ私は

敢えて大量に作って

保存しております♡


保存はこんな風に。


一色ずつ

コンテナに入れて

取っておいてます😃


どんな風に保存するのか

ちょっと説明しますねー🙋


保存する絵の具の溶き方

【速乾性の場合】


1.  E111水溶性メディウム

上絵の具を溶く

(練り辛子状)


2. E183水溶性メディウム

ソルベントを適量加える

(上絵の具に対し10%程)


3.  少し緩めのマヨネーズ

状態にする


4.密閉性のあるコンテナに

詰めて保存する


*****


【E204  水溶性メディウム

遅乾性の場合】


1.  上絵の具を水溶性メディウム

遅乾性で溶く

(マヨネーズくらいの固さ)


2.  密閉性のあるコンテナに

入れて保存する




以上です❣️



『えー?なーんだ❣️

そんなに簡単だったのね〜』

って思いました?



そうなんですよー😆👏

びっくりでしょ⁉️



そして私は


ダイソーで買った

3段の透明な引き出しに入れています。


なんとコレが



⭐️ぴったり20色⭐️


入るんです♡


入れているコンテナは



↑↑↑↑↑


ネイルのグリッターを入れたりするコンテナ。


簡単ですよね♪



で、ですね。

注意点もあります。

そんなに大変な事ではないけど


やっぱり長期保存すると

“絵の具とオイルが分離”

して、

少し白っぽくなったり

乾いた様な状態になったりします。


でも。


『安心してください。

戻せます😄』



オイルが分離してるのは

“オイルが多すぎる時”

なので、使う時に

パレットに出したら

パレットナイフでよく混ぜて

必要なだけ絵の具を足します。



乾いた様な状態なのは

速乾性メディウムで溶いた

上絵の具の時ですが、

パレットに出してから

E111水溶性メディウムを

1滴足してください。

様子を見て

最良の状態になるまで

少しずつメディウムを足します。


保管する時は

E183 水溶性メディウムソルベントは

“少し多め”

の方が乾燥し難くなります。



どちらのメディウムも水溶性なので

お水が混じると

乾燥します。


そこだけ要注意❣️



あとはご自分で

わかりやすい方法で

保管してください。


遅乾性メディウムって

なんの時に使うの?


って思いましたか?



スポンジングの時には

とーっても扱いやすいですよ。


ただ、

ポーセラーツの課題で

ステンシル技法を使う

課題の時には

速乾性メディウムの方が

向いています。


後からステンシルシートを

剥がすときに

絵の具が乾いてないと

難しいし、

スクラッチもしますよね。



なので遅乾性メディウムは

白磁全体に

ムラなくスポンジングする

時におススメです❤️



ということで、

皆様のポーセラーツや

絵付けの課題に

少しでもこのお話が

お役に立てれば

幸いです✨✨✨



ではまた🙋