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高梁佐与谷産廃反対会議

下関市民の命の水を守る連絡会との交流(11月5日)

2017.11.06 13:05

山口県美祢市の安定型最終処分場の問題に取り組まれている下関市民の命の水を守る連絡会さんと意見交換や処分場の実態を聞くため、会のメンバー8人で山口県に行きました。当日は弁護団から8名と御津産廃阻止同盟から2名も参加し、総勢18人のメンバーです。私たちはレンタカーを借りて中国道を西へ、御津の皆さんは山陽道を西へ、弁護団は新幹線で西へと、それぞれのコースで美祢市で合流しました。美祢市では問題の処分場の空撮ビデオを見ながら説明を受けました。次に下関市に移動し交流会に参加しました。ここの処分場では操業差止の仮処分は地裁で敗訴したものの高裁では勝訴しました。そこで本訴で争うことになり一審では住民勝訴、二審では住民側が逆転敗訴している事件です。こうした経緯を経て処分場は操業を始めましたが、安定5品目以外の混入や基準値を超える砒素が検出されたりして、山口市は幾度も指導や処分を出していて、下関市民の命の水を守る連絡会さんからその内容の詳しい説明がありました。

つまり法が改正され、より厳しい基準で許可されたものであったとしても、決して安全なものではないことが良くわかりました。

※私たちの裁判でもこの点がポイントになると考えられる。

また当日は福岡の八尋先生にお会いすることが出来、先生が今まで実践して来られたお話を聞かせて戴いたり、問題が発生した処分場の写真などを見せて戴きました。そしてこれからのとりくみのポイントも示して戴きました。

車で片道5時間の行程で帰りは11時となりましたが、有意義な視察・交流となりました。下関の皆さん、美祢の皆さん、そして八尋先生、たいへんありがとうございました。