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日本ストロングマン協会 -JAPAN STRONGEST UNITY-

増量遍歴 後編 Road to BIG KG

2022.01.25 10:00

こんにちはBIG KGです

3回に分けた増量遍歴も今回が最後です


前回までで当時の日本国内タイトルを総なめする事に成功しました

そして新たな挑戦の場として海外へ目を向けます



⑥アーノルドクラシックヨーロッパ2019

いきなりですが、写真の通りだいぶスリムになりました

何故かと言うと出場したカテゴリーがミドル級(U105kg)だった為、20kg近くの減量をしました

国際試合では大まかに

U90kg/U105kg/Openがメジャーなカテゴリー分けとなっており

プロの場合はそのほとんどがOpenクラスのみです

デカくて強いのが正義という憧れの世界観です


ですが、日本国内では無差別級サイズ(181cm/125kg)だった私も海外基準の無差別級となると完全にサイズ不足

というよりそもそも実力不足(PED云々の問題はここでは置いといて)

自身の筋量/実力的にチャレンジできるレベルかどうかという事を考慮してU105kg以下級でチャレンジする事になりました。

2018年の横田基地以降1年近くかけてゆっくりと減量し、

125kg→103kg(大会前日)

まで減量しました


時間をかけたことと、昔は体脂肪率を意識した食生活をしていた事もあり減量自体は上手くいき、3位という嬉しい結果を残す事が出来ました

ですがこんな素晴らしい晴れ舞台に減量した状態では無く、増量Maxフルパワーで望みたい。。

ともこの時強く思いました


ただ、この時は今後も国際試合に出続けるならU105kgだと考えていたのもあってまた軽く増量して減量しての繰り返しになると思っていました

トッププロ達と記念写真/今の体重で横に並んでみたい



⑦Japan Strongest Unity 設立

アーノルド後すぐに、兼ねてから計画してたJapan Strongest Unityとしての活動がスタートしました

その第一弾がスポルテック内で行わせて頂いたエキシビションマッチです

減量からの吸収率の良さですぐに115kgくらいまで体重は戻りました

このくらいがアスリートとしては適正体重のようでパワー、スピード、スタミナとてもバランス良く、動いていて気持ち良い体重なのもあってこの後も数ヶ月この体重は維持していました

減量+試合であった怪我も体重が戻ると同時に癒え、主催でありながらちゃっかり優勝もさせてもらいました



⑧コロナ禍からのBIG KG爆誕

ピンチはチャンス

まさにこの言葉の通り

スポルテックストロンゲストカップより約1年後の初のJSU単独主催イベント、埼玉ストロングマンクラシック2020までの間で115kg→140kgまで体重を増やしました。

まず何故今後もミドル級のつもりだったのに増量したかというと


一番は見た目のインパクトの弱さ

です


JSUの活動を本格化していき、多くの方にこの競技の魅力、日本でもやってるんだぞ!

というのを知ってもらうのに105kgでは正味軽すぎます

なんのスポーツをしている人かぱっと見では分かりません

これはマイナースポーツとして致命的


実際私がアーノルドでトッププロを目の当たりにした時のように

少なくとも日本国内の縮尺で、同じように思わせられるくらいまず自分がデカくて強く無いとダメだなと思いました

昔から大食いで身体が大きかった事であったり、大幅な減量をしたアーノルド後の体重が戻るにつれてのリカバリーの速さや、力がついてくる感覚から

自分は増量に適性があると確信がありました


合わせて時世的に仕事が減ってトレーニングや栄養補給、睡眠に普通ではあり得ないくらい時間が取れた事も相まって

大増量に成功しました

BIG KG爆誕です

他の記事でも書いてますがこの当時は

朝 チキンシェイク

昼 定食 ご飯特盛

夕方 チキンシェイク

ハイカーボ プレ&ポストワークアウトドリンク

夜 定食 ご飯特盛

就寝前 チキンシェイク

みたいな食生活でした


もちろん内臓と食欲のキャパシティは人それぞれですので真似しろとは言いませんし、個人的にもシーズン通して続けられる食生活では無いですが 4〜10月ごろの半年での増量には効果的でした

毎日8時間以上寝れたのも大きいです



⑨デカくて強い日本人といえばBIG KG と言わせたい

というのが日本でストロングマン競技を多くの人に知ってもらう計画の第一歩でした

おれがストロングマンを背負ってる以上他スポーツに舐められるような強さではいけない

ストロングマンを日本で知らしめるにはおれが一番デカくて、強くなければいけない

そう思ってました

胸焼けしてようがお構い無しに食って飲んで、自分の弱さに怒り狂いながら1RMを更新し続け、果てたように寝る

人と会う事を制限されていた時世なのも相まってか

筋力の成長こそ感じましたが、正直かなりしんどかったです


もちろん今でも現在進行形で

もっとデカく強くなれるにはどうしたらいいか?

というのは考え続けていますが、


けどそれよりもっと大事な事に気付きました



最終章 これから

みなさんもご存知の通り

2021年10月に予選

12月に本戦

念願の日本初の正式な

「日本大会」として

Japan Strongestman 2021

を開催する事ができました


この大会開催にあたって、多くの仲間に多大なるサポートを貰ったことはいうまでもありません

選手として、スタッフとして、スポンサーとして

同じ目標や楽しみを共有して、時間を費やしてくれたことは感謝しかありません

この経験を通して、いくらおれが強くなったところで1人では何も出来ないなぁと実感しました

逆に言えばおれが出来なくても仲間がいる


そう強く思う事ができ、更に責任感が増すと同時に少しだけ肩の荷が降りたような気分でした

肩の荷が降りた結果

さらに体重が増えました


現在(2022/1/21)153kgあります

おかげさまでログプレスが絶好調です


これは140kgに増量した際の食事をモディファイしたものを体調を見ながらピリオダイゼーションのように強弱をつけて継続した成果です

摂れる時は取る、無理な時をなるべく作らないように強制的に調整をいれて内臓を休ませる

摂るべきタイミングでしっかり摂る

という事に加え、正月休みで得た睡眠時間が拍車をかけ、頭打ちだった150kgの壁を安安と突破しました


2018年横田基地時の125kg→アーノルド105kg→現在150kgまでの増量の中で

下半身種目で+50〜60kg

上半身で20〜30kg

ざっくりですが1RMを伸ばす事が出来ました


これは本当に大きな成果で、

絶対無理だったと思ってた

ドラッグフリー&無差別級での海外(アマチュア)参戦

にもう少しで手が届きそうなレベルになりました

(デッドリフト以外は)


肉によって得た体幹や関節の剛性はスタティックリフトでは絶対的な武器になりますが、引き換えに柔軟性や歩行メカニズムは失われて、

ムービングイベントでは余計なエネルギーを消費する/スピードが落ちる

加えて日常生活レベルの運動でも疲れてしまう


など競技の枠を超えたところにまでデメリットが影響してしまってますが、

まず相手の土俵に上がれるようになるという意味で必要な事だったと思ってます


今後は小さい減量をした後に再増量というのを繰り返して地道に筋量を増やしていく段階にあると考えてます


これ以上の増量はデメリットがメリットを完全に上回る事が予想されるのに加え、健康面のリスクも高くなってくると感じてます(色んな人に心配されます)


この先は今まで通りには行かないはずなので、

もっとデカく、強く

に加え パフォーマンスを高める(動き/健康)

ことも念頭において

頭脳もフル回転でハッスルしていきたいと思ってます


すでに作戦は練っていて

成果が見られたらまたご紹介します


長くなりましたが

増量遍歴と題した個人的な振り返りのような文章にお付き合いありがとうございました!


2022年は昨年以上に

Japan Strongest Unity とその愉快な仲間達の活躍にご期待ください!!


という事で、最後まで読んでくださった方にサプライズ告知

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓


🔥2022年1発目!JSU主催イベント開催決定!🔥

【AIZU Strongman Classic 2022】

・日程 2022/5/14(土) 10:30〜17:00予定(選手受付 9:00〜9:30)

・会場 会津美里町振興公社 ふれあいの森スポーツ公園 内 特設会場

(福島県大沼郡会津美里町鶴野辺下長尾2398)

※雨天の場合 Ultimate Strengthでの開催になります

・カテゴリー 無差別級/ライト級(100kg以下)

☆Japan Strongestman2022クオリファイイベント

各カテゴリー優勝者にはJSM2022への出場権が与えられます

・エントリーフィー ¥15000(大会オリジナルユニフォーム/保険込み)


・種目は後日発表!!! お楽しみに!!!


詳細は決まり次第順次発表をしていきます

お問い合わせは

japanstrongestunity@gmail.com

まで