靴のお手入れ承り〼&秋の花
最近フェイスブックに靴のお手入れビフォーアフターを掲載しているのですが、その影響か靴のお手入れのお客様に多くお越しいただいております。
男性の方が圧倒的に多いですね。
成人式の時に買った靴 とか
初任給で買った靴 とか
頑張って買ったハイブランドの靴 とか
思い出いっぱいの1足をお持込いただき
お手入れをする私たちも
ピリリと気が引き締まります。
また、残念なこともありました。
おととし当店でブーツをご購入いただいた女性。
自然な風合いが持ち味のナチュラルタンドレザー(染料染め)のネイビーだったのですが
一年履いて、つま先の色が落ちたそうなんです。
※染料染めと顔料染めの話はめっちゃ長くなるのでまたの機会に…
そこで近所のクリーニング店併設のレザーケアショップへ持ち込んだら
[色が戻らないから染め替えしかないですよ]
と、提案され、ご本人も
[そんなもんなのかな…?じゃあおねがいします。]
と、何と真っ黒に染め変えてしまったそうな(;O;)
あぁ…購入していただいた時に「手入れはまず当店へ!」
と案内していればこんなことにはならなかったのに。
と申し訳ない気持ちでいっぱいです。
そして、昨日、染料染めの靴のお手入れ依頼がありましたので、染め変えなくてもきれいになるよ!というサンプルケースとしてこちらに写真をアップします。
【ビフォー】
お、これは腕がなりますな~
3年位前にお求めいただき、お仕事用としてほぼ毎日活躍しているそうです。
この靴がですね~
【アフター】ハイ!どぉ~ん!
これ、クリーナーで磨いて保湿しただけですよ?
これなら、まだまだ全然はけますよね?
右足の水玉模様は、どうも漂白剤か洗剤の飛沫がかかって脱色している様です。
ここは、同じ色の靴墨を塗れば、ほぼほぼ元通りになります。
今、ちょうど真っ赤の靴墨在庫切らしてしまっているので、ここまでしかできなかったのですが(^_^;)
かなり違いが分かりますね~。
靴のお手入れはまず当店へご相談くださいね!
さて、季節の話題もはさみます。
ご近所から分けていただいたお花を生けてみました。
花弁の細いのが肥後菊、紫色が紫紺菊、黄色のは名称不明。
桜の紅葉も赤がキレイです。
花瓶は旧東ドイツ製のブーツ型。
可愛いんですけど、生け口が広いので生けにくいんですよね…
腕もよくないのですが…
そして!昇吉らくごもチケット販売中です♪
ではまた!