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二大政党制の問題点

2010.01.09 06:08

2005年の郵政選挙、2009年の政権交代選挙と、

政治が大きく動いている。

小選挙区制になってから徐々に二大政党が馴染み、

有権者にとっては、自民党か民主党かというように、

マニフェストの相乗効果もあり、

政治が分かり易くなってきた利点はあろう。

しかし、現在の二大政党制には、まだまだ問題が孕んでいる。

 

ひとつは、二大政党制といっても、自民、民主それぞれの基本理念が明確でないことである。

多少の左右の幅は仕方ないとしても、何を掲げている党か、ということが不明確なため、

その時その時のメディアが作り出すイメージで、選挙の結果が動いてしまう。

政治家は、従来の後援会中心の活動よりも、

メディアの影響を気にする時代になってきた。

メディアも真面目なニュースばかりではないだろうし、

昼間のゴシップ番組が政治の情報源になってしまっている。

これでは、スキャンダル探しの足の引っ張り合いになる可能性が高く、

安倍政権以降その傾向が顕著ではないか。

 

もうひとつは、政党の候補者選定が、世襲など民主的でないケースが散見され、

一見オープンであるはずの小選挙区二大政党制が、

内実は政党の内輪で候補者が決まっているという

閉鎖的な仕組みであることである。

支持政党を持たない層が多いわが国では、

有権者の声を代弁する候補者の選定が課題であろうが、

それは政党の努力で解決すべきである。

 

総じてこの二大政党制について、国民は支持しているのだろうか。

二大政党制を維持するにしても、いっそのことガラガラポンで政界再編すべきではないだろうか。

現状では、自民党も再生しきれていないし、民主党も政権交代に続くキャッチフレーズさえ思い浮かばない。

このままでは、日本が衰亡してしまう。

 

 

畠中光成