政治のデフレ・スパイラル

本日は地元夙川にて、丹羽春喜先生の政府紙幣発行権の発動についての勉強会に参加。

昭和16年と現在の国家戦略オプションにおける比較は、たいへん勉強になった。

その後のKGAA（関学体育会）総会出席のため中座したが、

西村眞悟さんも来ておられ、ともにメッセージを述べさせていただいた。

デフレ経済が叫ばれて20年になるが、政治にこそデフレ・スパイラルが起きているように思える。

安っぽい政治家が増え、メディアの情報操作も酷く、有権者に正しい争点が伝わらない・・・

といった負のスパイラルである。

官僚という「公務員」と、政党に雇われた政治家という「公務員」が、

似非エリートとなって、国家の中枢に居座っているのが、

現在の姿だ。

この体制では、日本はどんどん衰退していくことは明らかだ。

政治の負のスパイラルから脱するためには、

正しい政治家を見抜く心眼が求められる。

そのためにも、このような地道な勉強会は有意義だと思う。

畠中光成