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東アジア共同体と盆踊り?

2010.01.24 13:18

本日、平沼グループで頑張っておられる三宅博さんの会に参加させていただいた。

ゲストは正論でお馴染みの加地伸行先生(現在、立命館大学教授)で、

「日本の教育は大丈夫か」をテーマに講演された。

7年ほど前になるが、加地伸行先生のお宅に、

介護問題の教えを請いに伺ったことがある。

当時みずしらずの私に本当に親切丁寧にご教授いただいたお陰で、

「長生きを心から喜べる社会の創出」という文章を完成することができた。

それ以来の加地先生のファンであり、正論や産経新聞のコラムも楽しみにしてきた。

当時のことを加地先生も覚えていただいており、

私も現在の状況や考えをお伝えできて、本当に良かった。

 

講演は教育問題以外にも及び、

中国についてのお話しはとても参考になった。

中国は1949年の建国以来、通貨の発行高を公開したことがない。

おそらく大量の紙幣を印刷しているだろう。

欧米で学んだ一般の経済学者ならば、

「インフレになる!」と言う訳だが、実際そうなっていないのは何故か。

中国人は、家の床下に穴を掘って、カメの中に現金を入れている。

だからインフレにならないそうである。なるほど!

中国がここまで経済力をつけてくると、

欧米流の経済学は通用しなくなるだろうと予感した。

ただ、国家の危機の時は、このカメのお金が流出するので、

大インフレになるとのこと・・・。

 

昨日、私は「東アジア共同体は本当に必要なのか」と題し、

講演会をさせていただいたが、

共同体についてもコメントをいただいた。

加地先生は「共同体=無償の愛」とおっしゃる。

東洋思想の大家が、カレルギーや鳩山首相の友愛と同じではないか!

と思いきや、「アジアへ無償の愛など無理でしょう!そんなもの皆ビジネスでしょう!」

「共同体とは、盆踊りができる範囲を言うのです!フィリピンで盆踊りはできません!」

参りました・・・。

一日早く聞いておけば、このネタ使えたのに・・・。

今日は、楽しくためになる会をありがとうございました。

 

 

畠中光成