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自民党の再生は・・・

2009.11.03 13:50

今日、知り合いの議員からのお誘いがあり、

自民党大阪府連青年局主催の谷垣総裁講演会に参加させていただいた。

総選挙敗北後の地方行脚第一弾ということで、マスコミにも報道された。

話の中で感じたのは、まだまだ再生は遠いだろうな、ということ。

民主党をベンチャー企業だとすれば、自民党は大企業だといえる。

いわば大企業病のようなものを感じた。

落選国会議員は組織が動かないと言い、地方は候補者が動かないと言う。

足の引っ張り合いである。

中選挙区、中央集権時代の体勢を、いまだに引きずっているからだろう。

 

それ以上に、気になったのが、谷垣総裁の考え方の軸である。

保守の要である自民党総裁の、しかも総選挙敗北後の総括としては、

なんとも頼りないものである。

民主党の子供手当ては「大きな政府」を志向していると言い、

一方で小泉元首相は「民主党こそ自身の後継(小さな政府という意味で)」と言った話しを引き合いに、

民主党の軸が定まっていないことを批判していた。

私に言わせれば、そんなことはどうだって良い。

 

保守政党ならば、なぜ日米中の外交戦略を語らないか。

北朝鮮の核、拉致問題を語らないか。

外国人地方参政権の問題を批判しないか。

そして憲法の問題に踏み込まないのか。
 

地方の声を聞くための谷垣総裁の自転車パフォーマンスは、

SPやカメラマンの混乱している様子が一緒に写ってしまい見苦しい。

自民党が駄目なら、第3極でも良い。

凛とした保守政党の再生をのぞむ。