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「中国GDP2位目前」に何を思うか。

2010.01.21 12:57

中国国家統計局はGDP(国内総生産)が前年比8.7%成長だったと発表した。

また、10~12月は前年同期比10.7%とのことで、今年度中に、

日本を抜き2位に踊り出る可能性が高くなった。

 

経済大国・日本と自他共に認めてきたわが国にとり、

あらためて危機感をもって考えるべきだ。

「中国に投資してきて良かった」などと、喜んでいる場合ではない。

 

中国の経済的繁栄は、これまで人類が経験したことのないモデルの可能性がある。

13億人の人口を擁する国家であるが故、

どれだけGDPが高くなっても、貧民層は圧倒的に多いのである。

このことが何を意味するか。

それは、どれだけ儲けても賃金が上がらない、

つまり、貧民層が次から次へ労働力として供給される仕組みである。

日本の高度成長期が、均衡発展であったことと決定的に異なる。

 

またいわゆるチャイナリスクは依然として存在しているし、

国内外の問題で、国家としていつ暴発するか分からない。

 

この中国という隣国を抱える21世紀の日本は、

明確な国家戦略を持たなければ、

航海図も無く、荒れ狂う大海に漂う船のようだ。

現政権の政策は「中国とつき合って得をしよう」というレベルの話のような気がしてならない。

 

 

畠中光成