政党は基本政策を明示せよ
2010.01.29 00:47
民主党は次の代表が誰になるにせよ、
外交・安全保障、憲法への考え方など、
党の基本政策をもう一度国民に明示する必要がある。
右から左まで一致結束できたのは、
「政権交代」という掛け声一点に集中できたことに尽きるが、
政権を獲得した後の目的をもはや見失ってしまっている。
はじめから想像できたことであり、
小沢独裁体制への懸念に議論が集中しがちだが、
問題の本質はここにあることを、メディアや国民は追及すべきだ。
中国への多数国会議員の表敬訪問や、
天皇陛下の政治利用、
在日外国人の参政権問題など、
選挙前に「聞いていなかった話」があまりにも多すぎる。
普天間の問題も、本来明確な基本政策を持っていないのに、
連立政党のせいにしているのは卑怯ではないか。
自民党もそうだ。
「改革、改革」と一体何を改革するのか不明確なまま、
ここまでやってきた。もう限界だろう。
舛添氏の話を聞いていても、単なる世代交代論であって、
そこに理念や政策は見当たらない。
その程度なら民主党と変わらないではないか。
新しい自民党がどのような姿になるのかも見えないのである。
リーマンショック以降、景気回復の問題がまずもって国民の要請であろうが、
結局のところ基本政策に足をとられ、
政権の運営に支障が来ているのではなかろうか。
政治家は、その仁義を党の忠誠へ矮小化することなく、
国家国民に忠誠を誓い、行動するべきだろう。
わが国の閉塞感の打開は、ここに尽きると思う。
畠中光成