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国会議員の品格

2010.02.21 01:17

首相は「脱税王」、与党幹事長は「巨額献金疑惑」、

その他複数の疑わしき議員を抱えているにも関わらず、

起訴されなかったことをもって、議員に居座っている。

 

「選挙で当選すれば、それが偉い。」

「起訴されなければ、それが正しい。」

 

こんな程度のモラルが国会議員を覆っているように思えてならない。

政治家なんて昔からそんなもんじゃないのか、と諦めてはいけない。

酷く劣化している。

例え選挙に不利になることが分かっても、もっと守るべき信念があったのではないだろうか。

もし黒いところがあったとしても、もっと崇高な目的をもっていたのではないだろうか。

今の国会議員には、それが感じられない。

西村眞悟さんが小沢一郎幹事長を、政界のホリエモンと呼んだことは、

言いえて妙である。

 

いや、もしかしたら彼らには彼らなりの信念があるのかもしれない。

そこまで国会議員の品格は落ちていないだろう。

今の政治が間違っていることは分かっていても、

じっと我慢して耐え忍んで実現すべき信念や目的がある。

外国人参政権や夫婦別姓法案、東アジア共同体という、

「日本解体」を実現しなくてはならないのだから・・・。

 

 

畠中光成