事業仕訳などやっている場合か

事業仕訳の後半戦が終了し、朝のTV番組をつけても、

事業仕訳についてばかりが報道される。

まあ3分は聞いても良いかなと思うが、

コマーシャルを挟んで延々と事業仕訳について・・・。

もう、「どうでも良いではないか！そんなことやっている場合か！」

とTVに向かって、この面白くもない政治ショーに対してキレそうになる。

そもそも、民主党政権は権力の使い方を間違えている。

権力の刀をふるうことが許されるのは、国家国民の為の大義名分があるからであって、

決して選挙に勝ったからではない。

官僚や対立政党など、国内の対立勢力に、その刀をふるっている場合ではない。

欧州発の経済危機、口蹄疫問題、韓国哨戒艇沈没事件など、

外向けの問題に対して、この国を守り導く手立てを練ってはいるのだろうか。

国内の権力闘争しか考えず、その獲得に手段を選ばない類の政治家は、

右肩上がりの日本でこそ生き長らえた。

これからの日本に、そのような政治家は必要ない。

畠中光成