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統一地方選挙

2010.12.18 11:55

統一地方選挙が来年4月に行われることからだろうが、

自宅のポストには、週替わりでいろんな候補者のチラシが放り込まれる。

現職ではないが同業の類として、率直に考えを述べたい。

 

住んでいる自治体にもよるのだろうが、市議会議員で1000万円前後の歳費と手当が支給される。

民間企業の理屈に照らし合わせて、1000万円のパフォーマンス(×表現○性能)をしている議員がどれほどいるだろうか。

ほとんどいないだろうと思うのだ。

 

政策にしてもレベルはまちまちだが、「それで1000万円はなあ・・・」と思う。

そろそろ毎日の駅立ちが始まり、「偉いなあ」と思われる方もおられるかもしれないが、

彼らはジャンカラのチラシ配りのアルバイトでもなければ、新聞配達の苦学生でもないのだ。

 

ようは、「あなたのパフォーマンスは1000万円の価値がありますか?」という視点で見るべきだ。

と言ってみても、民間企業で1000万円のパフォーマンスをしている人間が、

どの程度の仕事をしているのか知らないこともあるものだから、

更に救いようがない。

 

タダの政治家は多過ぎるが、質の良い政治家は人材難だ。

1万円払ってでも話しを聞きたい人もいれば、

1万円貰ってでも話しを聞くのは時間の無駄のような人もいる。

後者は撲滅しなくてはならないが、残念ながらそっちの方が圧倒的に多いのだ。

私は地方議員は、イデオロギーよりもパフォーマンス(×表現○性能)が大事だと思う。

 

お願いだから、歳費に見合う仕事をしてほしい。

でないと、資本主義社会が回らないのだよ。

 

 

畠中光成