【衆議院総選挙・終盤戦「選挙に行こう!」】
2014.12.12 23:49
選挙も最終盤になりました。
今回の選挙は、11/21解散、12/2公示と極めて短い準備期間であり、
争点も曖昧で、解散の意義さえ不明確でした。
有権者の皆さまにとっても、師走でお仕事やご家庭のお忙しい中、
急な選挙に戸惑われるかもしれません。
けれども、選挙権というのは、極めて重要な権利です。
憲法にある、国民主権や基本的人権の原理の中心を為し、わが国日本そのものをかたち作っているものです。
お金もちであれ、そうでない人であれ、
お年寄りであれ、若い方であれ、等しく同じ一票を持っています。
ですから、必ず投票に行っていただきたいのは、もちろんのこと、
よく考えて投票に行っていただきたいのです。
安倍総理が好きだとか嫌いだとか、アベノミクスで株が上がっただとか、
そんなものせいぜいこの2,3年程度の話です。株なんて上がったり下がったりするものです。
皆さんの重要な選挙権である一票は、もっと価値の重いものです。
政治家のポスターを見て判断する時間があれば、皆さんの大切な人やお子さん、お孫さんの顔を見つめて考えて下さい。
皆さんの選挙権というのは、それぐらい重い一票です。
子どもたちの世代が大人になった時の日本を考えれば、
今の日本このままで良いわけはないんではないでしょうか。
しっかりと、勇気をもって変わる力が必要ではないでしょうか。
皆さんの一票は、選挙権の無い、子どもたちの分も背負った一票です。
棄権することなく投票に行ってください。
畠中光成